スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)

著者 :
  • ふゅーじょんぷろだくと
4.33
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本棚登録 : 1235
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893937483

感想・レビュー・書評

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  • 前から気になってたけどやっと読んだ。ニルヴァーナの曲名みたいなタイトル。

  • 「SIDE:A」と「SIDE:B」で一つの物語。
    BL漫画じゃなくLGBT漫画だよなぁ。

    見渡す限り山、山、山の田舎町の中学。
    中二の三島は髪の毛を伸ばしていて
    周りからキモロン毛と言われ
    ホモ疑惑でイジメられてるけど実際ゲイなのを自覚。
    そんな三島の楽しみは
    夜中に母親の口紅を塗ることだったが…。

    ある時イジメグループの桐野の秘密を知り和解、
    友情を育むが
    それに納得いかないのが
    三島を執拗にイジメていた夢野。

    しかし教師・柳田が
    三島にとる態度に違和感を感じた夢野は
    三島の危機に桐野と行動を共にすることに………

  • SIDE:A、SIDE:B読了
    処分済

  • BL感は薄いけど青春ものとして良かった。

  • ▼あらすじ
    ド田舎に住む学生、三島はクラスメイトの男子から“ホモっぽい”とイジメを受けていた。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。ある日、三島は屋上で自分が以前失くしてしまった口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまう。かれはこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。

    ***

    レビューは『スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B』にまとめて記載↓
    https://booklog.jp/users/bara10g/archives/1/4893938061

  • 面白い。ジェンダーに興味のある人にお勧め

  • ふーん、という感じで読んでいたが、AがあってこそのBだよな。

  • 桐野は死んだ目をしている。『男を抱くということ』という本で、十代の男の子は目が据わっていて、未だ男の色気がない、みたいなことをどなたかがおっしゃってた。中学生の男の子の、死んだ目と据わった目。本書では男の子の心と身体を、”なりたい自分”というところから(繊細に=)捉えようとしていて、女の子の身体と心の捉え方(=あからさま)とは対照的に描かれている。男の子の“身体”の方をほとんど描かないで成立してるBL(?)。こういうの好き。

  • 自分は何者なのか? 何をして、どのように生きるか?
    狭苦しい田舎で、自分と向き合う高校生たちの揺れ動く気持ちの描写が丁寧で非常に良い作品。
    BLというより、同性愛や性的少数にフォーカスした作品という感じ。

  • いじめ、ダメ、絶対。
    高校生のおバカなやり取りから、性と向き合い、その先へ進んでいく。母たちの強さを見せつけられたり、前後編たっぷり読み応えありでした。

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