高3限定(POE BACKS Babyコミックスextra)

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著者 : 梶本レイカ
  • ふゅーじょんぷろだくと (2012年5月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893937506

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高3限定(POE BACKS Babyコミックスextra)の感想・レビュー・書評

  • かなり高い期待を持って読んだが、軽く凌駕された『高3限定(1)』。直接的な痛めつける描写はほぼ皆無なのだが、やっと膿んでた傷が乾いてきて、そこにまた傷が出来て…それのエンドレス繰り返しな「痛さ」と言うか。表紙の、教師にイケダの背中の痣はやっぱりアイロンの跡だった。
    一定の潜伏期間を置いて、こうしてやってくる。正しくは自分から「いい」と知っていて購入したので表現的にはおかしいのだが、BL読んではいるが、こう、何と言うか、どかんとくるものがないなぁ、このごろ…って時に降ってくる感じ。その教師は高3限定で生徒の一人をセフレにする、と言う噂がある。その教師が好きな生徒が、3年になったら自分こそはとアピールして、その地位を手に入れる。教師に体には無数の傷があり、誰かの過酷な暴力の餌食になっていた過去があると解る。教師の体は、誰かの残虐な欲望の証みたいなもので、生徒はその圧倒的な凄まじさに心が揺れまくる。それでも教師が好きだと言う気持ちが勝り、彼は…と言う所で1巻は終わっている。
    とにかく、教師のイケダの体に刻まれた傷の苛烈さに圧倒される。『痛い系』は何作も好んで読んでいる方だが、傷跡が未だに膿んでいるようにしか見えない痛さで突き刺さってくる。イケダの体は「改造された体」なのだ。性的な欲望を満たす為に作り変えられた体なのだ(イケダの過去が少し描かれているが、親の虐待と言う範疇を越えていると思われる)。その体に、18歳の耕平は一瞬で飲み込まれてしまう…
    これをBLだから、と言う気持ちで読むと、とんでもない目に遭う場面が一か所ある(ネタバレになるので伏せる)。痛い系が好き、と自覚してない人は読んじゃならん気がする。
    耕平と肉体関係を持つ時点で、イケダが負っていた治療中のけがは誰が負わせたんだろう…、そして、耕平の同級生のトミーの目に見えていたイケダと、耕平の目に映っていた「綺麗な先生」は全く違っている…この辺りがどう暴かれていくのか、更に痛いんだろうな、と思うけど、こう言う作品に対する時は「怖いもの見たさ」の感覚を持ってしまう。そして、今から2巻が出るまで意地でも死ぬもんか、と思える作品。圧巻!!

  • ここまで萌えのないBLは初めて

  • まだ最後まで読めてません。近い内に最後まで読もうと思います。
    前々からタイトルだけ知っていて気になっていたものの
    読めていなかった否 、読まなかった作品でした。
    この作品についての情報や知識は全くない状態で読み始めたので
    この作品独特の話の進み方や描写に驚きつつも読み進めました。
    2巻目まで読んでみてもはっきりとこの作品を掴めていない様な気がします。
    自分の読解力のなさもありますが、一度最後まで読み終えてから
    再度はじめから読んでみたいなと思いました。<t>

  • 1回読んでから放置していたのですが、最終巻まで出揃ったこともあって、恐々再トライしました。
    最初よりは冷静に読めた気がします。
    萌えやロマンが好きな腐女子には、非常にヘビーな絵柄とストーリーです。表紙のイラストとエンボス加工が怖すぎて、最初手に取った時にはドン引きました…読み始めても、これはこじらせまくりの厨二病か、もしくはDV系のどんより話かと思い込んでいましたが、改めて読み直すと、続々登場する難解な謎にもっと深く悲しいメッセージが込められていることに気がつきました。

    最初は狭い世界である全寮制男子校に隔離された生徒たちの、鬱屈した気持ちを発散させるための存在が、教師のイケダなのだと思っていました。それは「都市伝説」みたいに語られていて、イケダは毎年高3限定でセフレを選んでいるという、いかにもな話。
    小野は入学してからずっとイケダが気になっていたから、その噂に飛びついて積極的にアピールして、なんとかセフレにしてもらえることに。

    いや、小野はイケダを美人だと思っているようだけど、どう見てもビジュアルが怖いのです。傷だらけで、誰かから酷い暴力を受けているとしか思えません。
    小野は、とても人当たりが良くて明るいしっかり者です。そんな彼がイケダの身体を見て激しく憤り、自分が守ると言うのですが。
    若気の至りなのか、Hは手加減なし。
    イケダもまた小野を受け入れたかのように見えて、実は一歩も踏み込ませていません。それは、他に想う人がいるからなのか、それとも小野を大切に思うからなのか、本心はわかりません。

    とにかく、いろんなことが気味悪くて、グロテスクで、再読してからもほんとに後悔が頭をよぎりました…
    それでも読んでしまうのは、何といってもこのストーリーにひしめいている謎の数々のせいなんです。
    読み解きたい!これですね。
    それから、やっぱりイケダが気になるのです。外見が傷だらけでいろいろグロいのですが、彼の悲しみや寂しさにどんどん気付かされ、胸が痛くなるとともに、そんなイケダが幸せになっているところを見てみたい、幸せになって欲しいと願わずにはいられなくなるのです。

    一生懸命がんばれば、おねがいごとはかなう。
    この言葉の持つ意味が、とてつもなく不気味です。はたして、イケダの願い事はかなっているのでしょうか。

    謎の伏線があちこちにあって、裏表紙にもキーワードが散りばめられているんですが、これがすべてクリアになるのか気になります。見届けたいと思いました。

  • BL漫画の怪作。
    ここまで萌えを削いで人物に迫るものは初めてでした。
    衝撃的。
    誰にでもオススメ!!じゃなく、「各自責任をもってお読み下さい」って感じです。
    次巻が気になる・・・!!!

  • 痛々しく残る傷を見て激昂する小野の「自分だけがイケダに選ばれた特別感」が幼くて痛くて、本当に好きな相手があんなに傷だらけだったら正気を保っていられないだろうなと考えさせられた。
    助けなんか求めてないんだろうなぁイケダは。とも感じられた。物語が進むにつれイケダの感情のブレがますます謎めいていく。
    本編と枠が違う読み切りにも謎を説くであろう伏線が散らばっていて気が抜けない。
    コオリオニに魅了されて取り憑かれたかのごとく読みたかった作品。
    本を手に取っただけで心臓が鳴って息を吐く自分の行動すら意識的になってしまいページを開くのが怖かったです。
    心酔している作品の続編や新作でよく起こる症状なのですがこの方の作品だから、という理由で心構えをしなきゃ読めない本でした。

  • ちょっと生理的にダメでした。残念。
    結末が気にはなりますが。

  • わっかりにくいストーリーだったな。
    もう理解しようとするな、感じろ!っていう作品です。
    こういうのが後々に「名作!」とかいわれるんだろうね、でも万人受けは絶対しない。
    私もだめだった。2が出たところで買うかどうかというと・・・たぶん買わない、ものすごく気になるけど。

  • こんだけ表紙でエグい話ですよーと予告されておきながら、さらにその上を…
    ストレートな萌とも違うが、すっごい好き。
    でも怖い。

  • 丸々一冊使った序章って感じ。
    所謂「イタい」話が好きな人はとてもワクワクするんじゃないかな。

    独特な絵柄で、わたしにはちょっと見辛かった。

  • 痛い怖い辛い哀しい寂しいおぞましい。蔓延する負を向いた感情たちのなかで存在を主張する愛おしさや慕わしさがもうほんと突き刺さる。
    オノの見る世界はトミーの見る世界とは異なるんやろか…それぞれが語るイケダの描写の違いが地味にこう…ぞっと。

  • 待ちに待っていた高3限定の一巻。
    梶本さんの独特な絵と、独特なお話が大好きだけど、
    話の分かりにくさも独特で、相変わらずだな、と思う。
    なんにしろ、ヨシダの生い立ちなんかがわかるようになればいいなと思う。
    もう少しコマなんかが整理されてるといいのだけど。

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