羽化 (POE BACKS Babyコミックス)

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著者 : 山田ロック
  • ふゅーじょんぷろだくと (2013年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893938466

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羽化 (POE BACKS Babyコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 表紙より絵が好きだった。皆良い子だった。
    良家の家督争いに巻き込まれないよう女として生きていなければならないという設定がなかなか好きだった。兄の葛藤もよかった。父親と同じに成り下がりたくないものの、守るべき主人公に手を出しちゃう感じよかった。

  • BLコミックと一言では括れないジャンルのような気がしました。女装男子の真実とか家庭内暴力とか、リアルというのとはちょっと違うんですけどBLとはファンタジーであるみたいな甘い話では決してない。とっても重いシリアスなテーマを抱えている割に淡々と進むストーリー、嫌いじゃない。兄弟愛がとっても対照的に描かれているのも興味深い。中村の弟がめちゃ可愛いくて荒んだ状況の中の癒しでした。実は山田ロックさん初読みです。好きなタッチの絵柄とストーリーなので他の作品も読んでみたいです。

  • これは極論と承知で言うが、BLジャンルに於いて学生もの(高校生もの・先生と生徒もの 等)には「良作」と「駄作」しかないと思っている。成人していない十代と言う年齢に於いて、性的なものが含まれるとなると、BLジャンルに甘えてファンタジーに走るか、誰もが通ってきた思春期と言う特別な時間の人間関係として真面目に真摯に捉えるしかない、と思うからだ。
    その中間は無いと言ってしまいたい。『羽化』は無論良作の部類に入る。
    ネタバレになってしまうからあまり書きたくないのだが、表紙を見れば内容は一目瞭然とも言えるので書いてしまうが、丈部家の跡目争いと言う部分では危機感の描写が足りないとは思うのだが、本作の構成上の素晴らしさがそれを凌駕する。主人公、物語の主軸、読者の感情を引っ張るのは表紙の少年である、と言う思い込みに一捻りがある。訳あって女の子の格好をしている男の子が一方的に救われるお話ではない。彼の前に現れるもう一人の少年、中村が持つ文字通りの苦痛。痛さと痛さを合わせて慰め合う描き方では決してない物語の組み立て方が実に素晴らしい。
    なんだろう、サクっと描いてあるようで…情報量が詰まってる、と言う感じでもないんだけど、一読で「頭の中に一発で起承転結が入る」類の作品。何回読んでも頭に入りにくい、と言う時は、何書いてあるのか分からん、と言う場合と、情報量が多すぎて消化できてないから何回も読む、と言う場合があり、読んで分かりにくいから駄作、って訳じゃない。その逆の感じだな、この作品。すーっと頭に入るけど、かと言って噛み砕いて解り易く描かれている訳じゃない。

  • 初めて読んだ山田ロックさん作品。 同人誌で出していた作品のコミックス化という事でツッコミどころはたくさんあるけど、あとがき読んだらご本人もわかっていらっしゃるようで(笑)

    家庭が複雑で居場所がない高校生2人が出会う話。 母親のDVや異母兄弟との確執など、メイン2人して暗い問題を抱えているわりに湿っぽくないのは作風のせいかな? 読みやすいけど、たまに話がブツ切れたり誰に伝えたいモノローグかわからない場面があったりする。
    面白くないわけじゃないので、最初から商業向けに描いていたらどんな作品だったのか…と残念に思う。

    中村兄弟が可愛いので、3人で暮らし始めてからの続きが読みたい♪ 晶の成長が著しいので、それぞれ大人になった姿が見たかったな〜(*´ω`)

  • 電子書籍で途中まで読みましたが、続きが気になってコミックスを購入しました。
    深く考えると、家に縛られて女の子として学校に通っていた設定は手続きや学校行事なそはどうしたんだろうとか、別に遺伝で黒子の位置は決まらないよなあとか、出てきてしまいますが、そこらを抜けば本当にひたすら「この二人が幸せになってくれ!」とハラハラしながら読めました。
    もしかして中村くんがうっかり女子の方に行ってしまう現実的なラストになるんじゃなかろうか!?という予想は、杞憂に終わったので良かったです。
    ハッピーエンドで良かった!!
    本来ならDVももっと描写されるべきだとは思いますが、二人それぞれの家の問題がそこまで陰惨に描かれなかったのは、それはそれで良かったのかもしれません。

    女装ネタや男の娘はそこまで好きでもないですが、そんな私でも読めました。
    「スメルズライクグリーンスピリット」あたりが好きな方はいけると思います。
    後日談で二人が関係持ってて、本当嬉しかった。よかったね、よかったね。

    おまけの兄さん話は、個人的にそこまでツボではなかったです。

  • ヤンキー風高校生×セーラー服男子高校生
    家庭の事情で女として生活しているタイプの女装。

    シリアスだけど、あっさりした画で淡々と進む。ハッピーエンド。

  • 表紙・設定・表題買い。重い内容だけど、両方あまり揉めることなく意外にアッサリ(受の家庭内事情の説明も)…お互いが救いになり変わるキッカケになって幸せになれたのは良かった。弟君の健気さも良かったけど、やはり初恋なのかな(笑)そこのところや、その後の2人ももう少し読みたかったけど「後日談」があって良かったですw描き下ろしでお兄ちゃんのその後があって少し救われた(晶のされた酷い仕打ち等々もハッキリわかったし)。当人達の苦しみや悲しみはあっても、それを一番近くで見てきて、いつの間にか自分にとってかけがえのない存在になっていった弟をずっと守ってきた兄。自分の感情にも気付かず弟を助ける、幸せにする為に奔走しているのに自分を責める兄が何だか愛おしかった。狡くても見守って支えてくれる存在がいてホッとした。

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