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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894163041
作品紹介・あらすじ
『歎異抄』って名前は知っている。だけど内容は知らない。知りたいんだけど、ムズかしい解説本はちょっと……。そんな方は、ぜひこの本を手に。『歎異抄』は初めてという方にぜひともおすすめしたい一冊。
感想・レビュー・書評
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他のたんにしょうの本を三冊読みましたが、1番分かりやすかったです
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悪人正機がどういう意味かわかりました。
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吉本隆明が人間の善意というものは最も警戒しなければならないものの一つだと言った。ニーチェは自分を善と言う人間をルサンチマンダとかっぱした。私は今年33になる。不条理な経験を幾度と重ねてきたためか人間がそれほどシンプルに出来ているとは思えなくなっている。清濁併せ持つのが人間ではないか。ひとりの人間の中には善も悪も、また、いくつもの人格も存在する。宇宙である。自らの悪から目を逸らさず向き合った親鸞の誠実さがようやくわかる歳になった。真に誠実であることの困難さを日々実感している。人は自分から目を逸らすように出来ているから。
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