君自身に還れ 知と信を巡る対話

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  • 本願寺出版社 (2007年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894163775

君自身に還れ 知と信を巡る対話の感想・レビュー・書評

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  • 難しおもしろい本です。読書の醍醐味のひとつは難しすぎて理解できない本を最後までとにかく読む事。そして知らないうちに読んだ言葉が自分の一部になっていて、ある日書いてあった事が体感として理解できる事。
    この本は池田晶子さんが亡くなられる直前に書かれていて、それを踏まえて読むと、なお一層、ロゴスが語りかけてきます。
    哲学と仏教の対話で観る言葉世界にどっぷり浸かれます。

  • 平成29年1月1日読了

  • 978-4-89416-377-5 261p 2007・3・10 1刷

  • 言葉が溢れすぎ、コミュニケーションが溢れすぎてそれらの価値が低下している。言葉は目的達成のための手段に。嘘をつく道具にもなり真実を語るものではなくなっている。

    フィヒテ「知識学」
    君自身に還れ、君の外にあるすべてから目を向けかえて自分の中に還れ。これが哲学というものが哲学者に対してするところの第一の要求。

    うーん。理想には共感するが人の倫理を責めてその背景にある社会的背景とかシステムの改善を目指さないというのはどうだろうか。何が倫理的かという話をして自分自身を善の内側において世の一般を批判するだけで社会のインパクトを考えないいう時点で少し無責任さが見える。もちろんその生き方の美学には共感するところもあるが、彼らが社会の文脈でそうせざるを得なくなっているということに関して自覚がないような気がする。それは倫理観を責めたところで解決する問題でなく、社会制度を改良する必要があるという点でこの言説は少し内部観測すぎるのではないかと思う。

  • 池田晶子さんと浄土真宗の高僧である大嶺氏の対話録です。
    これが池田晶子さんの最後の対話録です。
    言葉というものをとことん突き詰めた二人の対話を読んでいると、言葉の持つ力、意味などを再認識しました。
    仏教も哲学も突き詰めると非常に似た場所へ辿り着くようです。
    「知と信」について語る二人はとても楽しそうですが、それでいて緊張感のある独特の雰囲気が感じられます。
    良書です。

  • 読了。
    大嶺氏の「もう少し歳を取ればわかる。十年後にはまたあなたも変わっているよ」という言葉。年長者がよく使う言葉だが、これは本当のことだと、ある程度歳を経た自分もわかるようになった。
    彼女の十年後の著作が読んでみたかった。

  • 2007年急逝した池田氏の対談本。わかりやすい言葉で話をする池田氏。哲学を論ずるのではなく、日々の生活の中で普通に考えてることそのものが哲学なのよ〜みたいな軽く誰にでも考えられる説明がすきです。

  • 2月に急遽した在野の哲人、池田晶子さんと、ドイツ観念論の伝統と日本仏教のミクスチャーを展開する、大峯顕さんの対話集。池田さんは、鋭い質問をしつつも、大峯先生が丁寧に回答すると、「ああっわかりました」と非常にオープンな態度です。ここら辺はまねしたいですね。大峰先生は大学のときに1年間講義を受けましたが、そのときも親鸞とハイデガーを結んでいました。懐かしかったです。肝心の内容は…、理解できた範囲ではすばらしい!

  • 池田晶子さん好きでした。

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