いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)

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  • 本願寺出版社 (2005年3月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894167773

いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)の感想・レビュー・書評

  • 仏教と哲学の相互干渉か? それぞれの専門家による互いの分野への質問とわかりやすい教義の説明と 東洋と西洋 などなど。 様々に異なる所があるがわかった気がするところもあった
    因果律について。 原因⇒結果ということであるが 結果から見て原因はこうであったということ。結果が先にあるということである。縁起= first impression 刹那滅=生成と消滅を繰り返すこと⇒時間 宿命vs因果=必然的な繋がりが ない場合にかぎられる
    執着=分別 生への執着と死へのシュミレーション⇒自己の執着
    大乗仏教
    大波羅蜜
    パウリ語パラミータ 般若

  • 浄土真宗の僧侶と内田さんのやり取りだけど、宗教色はそんなに強くなく、宗教に纏わる人生観みたいな感じで、内容はいたっていつもの内田節でした。確たる部分を持っていると、どんな世界観と相対しても、それぞれの主張に通底するものを浮き彫りにすることも出来るのだっていう、異種格闘技の見本みたいな本ですね。良かったです。

  • 内田せんせいの話は例によっていつもと同じで、今回は真宗の釈せんせいが仏教的に解釈してくださいます。
    それが、とても面白かった!
    いつも聞いてるせんせいの話を仏教的に解説してもらうことで、仏教の世界観がすーっと入って来ました。

    私自身も、宗教性は強い自覚がありながら、一神教的な考えには違和感を覚えるわけです。
    その感覚の正体が、釈せんせいの解説でわかった気がしました。

    ということで、続編も引き続き楽しみに読ませて頂きます。

  • 節目節目に必ず誰かが道をそっと指している。
    それに気づいたり、気づかなかったり。
    その誰かは遠い昔か、遥かな未来により近く関わった人たち。
    それを人は縁とゆう。

  • 内田樹さんと釈徹宗さんの共著。2人の共著は『聖地巡礼』を読んで
    とってもよかったので、2人の仏経の本を探して読みました。
    ●浄土真宗というタイトルでしたが仏経全般の話でした。
    ●なかなか難しい内容ですが、じっくりよむとわかる部分(?)解釈できる
    部分もあります。
    ●続作もよまないと完結しないような内容で、ちょっと消化不良的な
    感じもします。

    とはいえ、2人の書きよう。文書。はとっても気に入っていろいろ読んでみます。

  • 知らずに手に取りましたが
    『いきなりはじめる仏教入門』と同じ内容でした。
    次は続編らしい『はじめたばかりの浄土真宗』を
    読みたいと思います。

  • やっぱり内田樹と釈徹宗のコンビは息があってる.
    内田樹の鋭い質問に対し、釈徹宗が宗教的知見から考察を試みる.
    仏教の基礎知識も勉強になります.

  • 浄土真宗だけでなく、仏教全体、日本の独特な宗教への対しかたについて。
    自分は無宗教だと思っている人何かに読んで欲しい。
    特定の宗教にとらわれずに、メタ的に宗教を批判できるのは日本人の特権かな思った。

  •  あまり、まじめではないが、宗教については、年齢とともに、どんなもんかなと気になっていた。

     哲学とか社会科学のラインからはいっていくと宗教って敵対関係にあるような気がするが、一方で、自分が育った環境からすれば、どこでも神社やお寺があった。

     そんな雑多な宗教感覚を見直してみようと思って購入。

     まあ、寛容性にあふれる言葉が多い。

    ①内田:「私にはどうしてよいのか、わからないので、とりあえず手近なものをいろいろ集めて感謝の意らしきものを表してみました。どーも不細工ですみません。」という祈りの儀礼に対する「恥じらい」が宗教の純良さを担保する。(p141)

    ②釈:もし日本人が「制度化・体系化された宗教」をきちんと理解できるようになれば、現在問題となっているキリスト教諸国とイスラーム諸国との橋渡しさえ可能なんじゃないでしょうか。(p127)

    ③内田:我が身の不幸を単一の「原因」(誰かの悪意とか幼児期のトラウマ)に帰して納得できる人間と、無数の前件の複合的効果として受け止める人間の間には、人間性の深みにおいて際だった差がうまれるでしょう。(p50)

     なるほどなぁという感じの対談が続いています。

  • 内田先生の本を読んで思うことは、更なる理解にはレヴィナスやレヴィ ストロース等の哲学等の本を読まないといけないということ。なんとなく分かっている仏教も異なる側面から捉えられ、現代的であったりおもしろく解説されておられる。がそのような側面が分かるにはそのような哲学が必要なのか。

  • 文学、哲学、社会学。そして仏教!

  • この本を読んで一番興味をそそられたのは「自由」が絶対的な価値の存在ではないということでる。普通「自由」とは絶対的な価値あるものとしてとらえられている。だがこの見識はその「自由」の価値そのもの考え直させる力を持っている。「自由」を絶対的な価値のものとして掲げ、それを理由に自由奔放に振る舞おうとするリベラリストたちは、この仏教的な自由に対する認識を知る必要がある。

  • 「浄土真宗」とタイトルに付きますが、仏教をトータルに解説されている本です。
    釈住職と内田先生との「書簡のやりとり」形式はスリルがあって面白いんですが、思想・哲学の知識がない私にはちょっと難しかったです。

  • [ 内容 ]
    『浄土真宗(について学ぶこと)をいきなりはじめる体験型入門書』を、『「自分の知らないこと」をたねにして本を書くのは「あり」です』と豪語するウチダ先生が手がけることに。
    ところが先生は、ホームページ長屋の大家でもあったことから事態が急変。
    たちまちに長屋の隅に建立されたのが『インターネット持仏堂』。
    そこへ招かれたは宗教学者&浄土真宗本願寺派僧侶のシャク先生。
    談論風発。
    当然「入門書」にとどまるはずもなく…ラカン、甲野善紀に月光仮面、マタイ伝、ヒューム、そしてレヴィナスetc.を援用、自在に語られた往復書簡のうち、「その1」から「その9」までと「間狂言1・2」を収録。
    新書化にあたり全編に脚注を付加。

    [ 目次 ]
    その1 はじめに―私の「ご縁」論
    その2 仏教における「自由と宿命」
    その3 「因果」論―月光仮面・マタイ伝・レヴィナス
    その4 仏教の因果
    その5 「宿命」論
    その6 仏教の基盤をひとまとめ
    その7 「死ぬこと」は苦しみか?
    その8 仏教の悟り
    その9 「日本人の宗教性」について

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 内田樹の乱発されるブログ本には食指が動かなかったのだが、浄土真宗の僧侶、釈徹宗との往復書簡形式の本書は、仏教をめぐる2人の言説が生き生きと伝わってくる良書。内田と釈が互いに歩み寄りながらも埋まらないグレーゾーンの存在が、仏教が思想・哲学のひとつとしてのみは語りえないことを示している。悪人正機説など、浄土真宗に深く言及するのは続編の「はじめたばかりの浄土真宗」。

  • (2008/11/28読了)

  • ネットで読みました。釈住職と内田先生の非常に常識的な対話に心和む。

  • 内田樹と釈徹宗がインターネット上で立ち上げた「インターネット持仏堂」というものの中で行った往復書簡。釈徹宗の仏教についてのわかりやすい解説と内田樹の哲学、社会学等の知識のコラボで、日本人の心に染み付いている市民宗教としての仏教、日本人の宗教性などに迫っている。仏教を知識として押さえておく上でいろいろ勉強になる本。

  • 仏教のごく大まかな歴史を確認する事ができました。特に、何故禅宗というものが成立したのかについて、納得いたしました。

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