父は空 母は大地―インディアンからの手紙

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制作 : 篠崎 正喜  寮 美千子 
  • パロル舎 (1995年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894191181

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父は空 母は大地―インディアンからの手紙の感想・レビュー・書評

  • 壮大で美しい叙事詩のようなこの一冊を前にして、一体何をどう言ったら良いというのか。
    何度読んでも切なさにこみあげるものがあり、本番の日、中学生たちの前で冷静に読めたのは奇跡のようなもの。
    約12分。小学校の高学年くらいから大人まで。

    1854年、白人に土地を奪われ、与えられた居留地に去って行くとき、先住民の首長シアトルが大統領に向けて行ったスピーチがこの本の内容。
    インディアンの原語で語られたスピーチはその場で米語に訳され、以来人から人へと無数のテキストとなって渡され、流布されているという。
    その、魂の部分を抜粋して編集し、篠崎正喜さんの挿絵を添えて出来たのがこの一冊。
    米国でのこの本の位置づけはエコロジーのバイブル的扱いと言えるが、それは「自然との共生」などという言葉さえ虚しく響くほどの深遠なものだ。
    首長シアトルがどれほどの思いでこのスピーチを行ったことだろうと想像すると、万感胸に迫るものがある。
    【白い人よ】と、たびたびホワイト・アメリカンに向かって呼びかける文章があるが、それは今を生きるすべての人類への問いかけだろう。

    【どうしたら空が買えるというのだろうか?
    そして 大地を。わたしにはわからない。
    風の匂いや 水のきらめきを あなたはいったい どうやって買おうというのだろうか?】

    肉体も生命も、何一つ自分のものではないのと同じく、空も大地も空気も、すべてこの地球から貸していただいているのだ。
    謙虚さと感謝とをいっぱい抱きしめて、読み終えた後祈りたくなる。
    テキストとしての価値はもちろんのこと、身近な誰かへの贈り物としても、おすすめ。

  • 空も大地も、誰のものでもない・・・

  • 1854年、アメリカの大統領がインディアンたちの土地を買収した時に、インディアンの首長シアトルから送られた手紙をもとにした絵本です。
    大地や空は、人間のものではない。人間が大地に属しているのだ。
    こんな当たり前のことを忘れたおかげで、 私たちは、未曾有の原発事故を起こしたのかもしれません。
    人間は、自然の一部だということを改めて考えさせてくれます。(まい)

  • 平良 沙織さん推薦
    「私が高校生の時に読んで、それからずっとずっと考えていることです。きっと一生考え続けると思います」


  • 皆つながっている。
    自然を大切にする気持ちになれる本。
    絵もとてもキレイです。
    ゆうちゃん

  • 西洋人による創作?

    でもいいものはいい。

  • インディアンの酋長シアトルが書いた手紙。
    絵と文とかとてもマッチしていて、素晴らしい絵本。
    いつか、子供たちにも読んでもらいたい。

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