- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894191365
感想・レビュー・書評
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不気味な印象。
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「きみに会いたい」と続けて読んじゃってその話(核、原子力問題)もういいよ、とげんなり。
こちらの方が面白かっただけに読み方失敗した。どちらも最高に気味が悪くてゾワゾワする。 -
カウンセラーを目指す大学生森山正夫は、派遣された地方都市、八塚市で5人の子どもたちのカウンセリングを始める。バラバラにやってきた5人はみんな、突然学校へ行かなくなった子どもたちだった。その理由を聞いた正夫は子どもたちとともに八塚の夜の謎に立ち向かう。
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桂サン!やっぱこれだった。
表紙の絵が違う気がしたけど、1985年刊行の本を1996年に加筆修正したんだって。
中学生くらいで、これを読んでスクールカウンセラーになりたいって思ったんだよね。
子どもの夢に、いちいちマジで反応しなくていいのに、母が「重い仕事だよ~」と、父は「食ってけないゾ」と、両親揃って反対されたのが凄く心に残ってる。
ジャンルはYAかもしれないけど、今読んでも充分楽しめました。コンピュータでの検索シーンは現代人が読むと「???」だけど、政策云々の話は全然リアルだ。 -
小学校の頃に読んで忘れられなかった本。絶版だったので中古を探して再読したら、結末が変わっていた。版が違うんだろうな。面白かったけど、結末は以前のほうが良かったような気が…。
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小学生の頃に読んで好きだったことを覚えていたが内容はあまり覚えてなく…
久々に読んだが…今でも難しい!
でもおもしろくて一気に読めました。
また少しおいてから自分がもっと大人になったら、また違った解釈ができると思いました。 -
ちょっと恐くて夜の闇の深さに触れた気がする。
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思っていたよりも難しい内容だった。それに、完全なハッピーエンドというわけではなかったので、心に少し重いものが残った。あと、挿絵が少し怖かった。
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小林敏也さんの挿画が印象的な1冊。
舞台は八塚市という国の政策モデル都市とされている小さな街。
ここにやってきた若きカウンセラー・正夫の仕事は、「非行ゼロ」を掲げる街で突如登校拒否に陥った5人の子どもを助けることでした。
同じく優秀な心理学者のルミとともに、子どもたちに面会した正夫ですが、カウンセリングを進めるうちに明らかになったのは、八塚市の「異常」さでした…
古代からの伝承が呼び起こす畏れと、現代の政治的利益を孕んだ開発が交錯する11日間の正夫と子どもたちの冒険譚です。
大きな闇に立ち向かっていく子どもたちの姿に夢中になって読みました。
強いて言えば、パソコンで情報収集するシーンの現実味が薄いのが残念…とは言っても、1985年刊行の本を1996年に加筆修正して刊行した本なので、現代との違和感はしかたないですよね。