赤い灯台

著者 :
  • 文渓堂
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本棚登録 : 11
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784894231993

感想・レビュー・書評

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  • 「灯台」が表紙の本をブクログ本棚上に並べ集めて、はや七基。
    個人的に、この歴史ある日本の「赤い灯台」が一番お気に入りの一基になりました!
    赤坂三好さんの絵がダイナミック!
    いつか本物を見てみたいです。

    (内容)
    日本一難所と言われる愛媛県来島海峡に、命がけで建てられた灯台。(1902年・明治35)
    「赤灯台」と呼ばれ人々に親しまれ、船や人々の暮らしを見つめ、命を守ってきた。
    戦争中も戦後も心の支えになった。
    今治の港から出ていく人や帰ってくる人の心のふるさとに。
    現在は役割を終え、愛媛県今治市の唐子浜海水浴場へ移された。(地元の方々の運動により、移築保存)

    (追記)
    YouTube“海と日本プロジェクトinえひめ”より
    地域歴史研究家の言葉、
    「海洋国家日本だからこそ、国民は海にもっと関心を持つべきではないか。灯台はそのきっかけとなる歴史遺産だと思う」に心打たれた。

    • なおなおさん
      おーい、一Qさん!こちらなおなお!
      (↑この前の本のもじり。気にしないでー^^;)
      おーい、一Qさん!こちらなおなお!
      (↑この前の本のもじり。気にしないでー^^;)
      2023/11/05
    • 1Q84O1さん
      ひまわりめろん氏の回し者か!Σ(゚Д゚)
      ひまわりめろん氏の回し者か!Σ(゚Д゚)
      2023/11/05
    • なおなおさん
      ( ゚д゚)ハッ!……ε=ε=ε=(ノ*>∀<)ノキャーΣニゲロ~!!
      ( ゚д゚)ハッ!……ε=ε=ε=(ノ*>∀<)ノキャーΣニゲロ~!!
      2023/11/05
  • 「年とった赤い灯台は、今治の港からでていく人やかえってくる人の、心のふるさとだ」

    76年間、人々の命を守り続けた灯台。すごいなあというのが感想。そして、灯台を残りしたいという人の心に感動します。いつか見に行きたいなと思います。心のこもった行動に、人は動かされますね。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #赤い灯台 #大西伝一郎 #赤坂三好 #文溪堂

  • 「日本一の海の難所・愛媛県の来島海峡に建てられ,明治,大正,昭和と人々を守ってきた赤い灯台。命の尊さ・平和を考える,実話絵本です。」

  • 愛媛県の来島海峡。
    そこは昔から難所として知られていた。

    100年ほど前にあった船の遭難事故。
    そのことをきっかけに、灯台を造ることが決まった。
    そして出来上がったのが、西洋式の灯台。
    およそ二年がかりで造られた赤い灯台だった。

    この絵本には、灯台を造るきっかけになった遭難事故の人たち、
    灯台を造る時に犠牲になった人、命がけで灯台を守った人が描かれている。
    また、役目を終えた灯台が爆破されることになった時、保存会を作って
    別の場所に移築するよう働きかけた人もいた。
    ドキュメンタリーながら、小さな人間ドラマでもあるようだ。

    今、その赤い灯台は唐子浜という場所に移されているという。
    いつかその場所に行って、その灯台の一生に想いを馳せたいような気がする。

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