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- / ISBN・EAN: 9784894231993
感想・レビュー・書評
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「灯台」が表紙の本をブクログ本棚上に並べ集めて、はや七基。
個人的に、この歴史ある日本の「赤い灯台」が一番お気に入りの一基になりました!
赤坂三好さんの絵がダイナミック!
いつか本物を見てみたいです。
(内容)
日本一難所と言われる愛媛県来島海峡に、命がけで建てられた灯台。(1902年・明治35)
「赤灯台」と呼ばれ人々に親しまれ、船や人々の暮らしを見つめ、命を守ってきた。
戦争中も戦後も心の支えになった。
今治の港から出ていく人や帰ってくる人の心のふるさとに。
現在は役割を終え、愛媛県今治市の唐子浜海水浴場へ移された。(地元の方々の運動により、移築保存)
(追記)
YouTube“海と日本プロジェクトinえひめ”より
地域歴史研究家の言葉、
「海洋国家日本だからこそ、国民は海にもっと関心を持つべきではないか。灯台はそのきっかけとなる歴史遺産だと思う」に心打たれた。 -
「年とった赤い灯台は、今治の港からでていく人やかえってくる人の、心のふるさとだ」
76年間、人々の命を守り続けた灯台。すごいなあというのが感想。そして、灯台を残りしたいという人の心に感動します。いつか見に行きたいなと思います。心のこもった行動に、人は動かされますね。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #赤い灯台 #大西伝一郎 #赤坂三好 #文溪堂 -
「日本一の海の難所・愛媛県の来島海峡に建てられ,明治,大正,昭和と人々を守ってきた赤い灯台。命の尊さ・平和を考える,実話絵本です。」
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愛媛県の来島海峡。
そこは昔から難所として知られていた。
100年ほど前にあった船の遭難事故。
そのことをきっかけに、灯台を造ることが決まった。
そして出来上がったのが、西洋式の灯台。
およそ二年がかりで造られた赤い灯台だった。
この絵本には、灯台を造るきっかけになった遭難事故の人たち、
灯台を造る時に犠牲になった人、命がけで灯台を守った人が描かれている。
また、役目を終えた灯台が爆破されることになった時、保存会を作って
別の場所に移築するよう働きかけた人もいた。
ドキュメンタリーながら、小さな人間ドラマでもあるようだ。
今、その赤い灯台は唐子浜という場所に移されているという。
いつかその場所に行って、その灯台の一生に想いを馳せたいような気がする。
(↑この前の本のもじり。気にしないでー^^;)
(↑この前の本のもじり。気にしないでー^^;)