ぼくおかあさんのこと…

著者 :
  • 文渓堂
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感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894232617

感想・レビュー・書評

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  • おかあさんのこと、キライ!

    だって、これもこれもこれも・・・

    それから、それから、それから・・・

    もう無いだろうと思っても、おかあさんの嫌いなところを、一生懸命探そうとする姿を見てると、ほんとうは、おかあさんのこと・・ねえ。

    おかあさんも見ていないようで、見てるところは、ちゃんと見ているよ。

    目には見えないけれど、親子の絆の確かな存在には、時に、理屈では説明しがたいものがあることを教えてくれる。

    • こっとんさん
      たださん、こんにちは。
      酒井駒子さんの絵本はいいですよね〜
      大好きです!
      この絵本も『よるくま』も何度も読み聞かせをしました。
      どちらの絵本...
      たださん、こんにちは。
      酒井駒子さんの絵本はいいですよね〜
      大好きです!
      この絵本も『よるくま』も何度も読み聞かせをしました。
      どちらの絵本もおかあさんのことを思う子どもの気持ちが切なくて、きゅ〜っとなります。
      読み聞かせながらなんだか泣けてきちゃう絵本なんですよね〜
      2022/01/29
    • たださん
      こっとんさん、こんにちは。

      コメントありがとうございます(^o^)

      お子さんへの読み聞かせ、素敵ですね。

      酒井駒子さんの作品は、比較的...
      こっとんさん、こんにちは。

      コメントありがとうございます(^o^)

      お子さんへの読み聞かせ、素敵ですね。

      酒井駒子さんの作品は、比較的大人向けのアート的な感覚を今まで持っていたのですが、色々読んでいくうちに、それだけではなく、親子の気持ちに寄り添った作品もあることを、実感いたしました。

      何度も読み聞かせされたということは、お子さんも、それだけお気に入りだったのでしょうね。

      それから、この絵本の場合、おかあさんの視点に立つと、確かに切ないものを感じますね。

      特に終盤の、言葉のない数ページには、おかあさんの気持ちがよく表れていると思いました。

      「よるくま」は、私でも聞いたことがあるくらい、すごく有名な作品ですが、未読なので、是非読みたいと思います。
      2022/01/30
  • 「ぼく おかあさんのこと キライ」から始まる、大好きな母へのユーモアあふれるメッセージが詰まった本。不満が語られる部分は、高学年も頷く

  • ぼくおかあさんのこと…キライから始まる絵本。
    男の子うさぎが拗ねている理由は…?
    拗ねた顔がまた可愛くて嘘がバレバレですよ。
    文字のない絵の使い方がうまい。お母さんの寂しさがよくあらわれている。
    そして最後のページは…いじらしい。
    ギュウっとしたい。
    男の子ってこんな事考えているのかな。男の子もいいもんだなぁ。
    そして、酒井さん、子供の気持ちがわかり過ぎ。
    このお母さん私によく似ているわ(笑)

  •  母親に不満を抱いている男の子。もっと構ってほしい、面倒も見てほしい。でもお母さんはなかなか起きてこない……。


     図書館本。
     冒頭、『ぼく おかあさんのこと… キライ。』の所の表情がすごく良い。
     色々な家庭で覚えのありそうな子育ての手抜かりが並べられ、私の子供時代にも覚えがあることがいっぱい。
     目を覚ました母親の表情がなんとも痛ましい。こういう表情を見せる時点で、悪い親ではないことが窺える。

     男の子がふてくされる原因の一つが、大きくなってもおかあさんと結婚できないこと。
     それはそうなんだけど……大きくなりすぎだよ、ぼっちゃん!(笑)
     こんな茶目っ気を発揮する画家さんだとは思っておらず、笑いをこらえるのに苦労した。

  • ぼく、おかあさんのことキライ!
    ねぼすけだし、ドラマばっかみてるし、すぐおこるし!
    んでもって、ぼくと結婚してくれないし。

    〇ママ・ズ・ドリームの詰め合わせ
     かわいいな

  • 絵本作家の酒井駒子さんの展示会に行ったので ちょっと好きな作品を。

    「ぼく おかあさん きらい」
    なかなか衝撃的な言葉からはじまるこの絵本。
    「はやくはやくと せかすくせに・・・」
    「日曜日はねぼすけで・・・」
    「ドラマばっかで マンが見せてくれない」
    「園のお迎えは いつも遅い」

    (はぁ・・・ごめんなさい。)とつい 私が反省。

    でも うさぎの子がママの嫌いな理由は もっと他にあるんです。

    ぜひ イヤイヤばかりのお子さんや、「めし、小遣い、ウザ」としか言わなくなった反抗期の子がいるお母さんに読んでほしいなぁ。

    絵が本格的で 美術作品としてみても素敵な絵本です。

  • こんな息子が欲しいな、と思った。
    かわいいです。
    だからおかあさん、くつ下は洗ってあげようね。

  • 母子の日常がウサギなだけに可愛く愛おしくなっていて酒井ワールド。同じ内容で別の人が人間の絵で作っていたらこんなに素敵にはならない。とにかくラストに涙。良かった!

  • 図書館で借り。
    酒井駒子の本なので。

    要はツンデレなのだな。

  • 心がキュッとします

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著者プロフィール

1966年兵庫県生まれ。絵本作家。著書に『よるくま』『ぼく おかあさんのこと…』『ロンパーちゃんとふうせん』『金曜日の砂糖ちゃん』『くまとやまねこ』(文:湯本香樹実)、画文集『森のノート』 など。

「2022年 『橋の上で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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