ピーター・パンがかけた魔法―J.M.バリ (名作を生んだ作家の伝記)

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制作 : Susan Bivin Aller  奥田 実紀 
  • 文渓堂 (2005年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894234406

ピーター・パンがかけた魔法―J.M.バリ (名作を生んだ作家の伝記)の感想・レビュー・書評

  • 以前にほんの少しだけ、バリについての本を読んで気になってたので。

    前の本には彼は母親が亡くなった兄ばかり愛し、母の愛を知ることなく育った哀しい男だと紹介されていました。
    ですがこの本を読むかぎり、お母さんは兄のことは勿論生涯愛していただろうけれど、同時にバリのことも同じくらい愛してたんだと思います。
    そして、バリもそのことをちゃんと分かっていて、お母さんを愛していたんでしょうね。

    大人になるのを恐れた屈折した人というイメージがあったのですが、そうではなく純粋で優しく気まぐれで、本当に子どものような人だったんだと思います。

  • 映画『ネバーランド』で日本でも知られるようになった、J.M.バリの伝記。映画も良かったが、こちらも感動的。『ピーター・パン』がどのようにして生まれたか、バリがどのような人だったかがよくわかる。

  • 『ピーター・パン』の作者バリの伝記。ピーターパンがただのファンタジーでないことがコレを読めば良く分かりました。バリが日本であまり知られていないのは残念なことです。彼の戯曲はかなり面白そうな題材を使っているのでぜひ読んでみたいのですが、バリの作品で日本語訳になっているのはピーターパンシリーズだけらしい。

  • 映画「ネバーランド」を見た後で、伝記を読んでみました。
    バリは10人兄弟の9番目で、母親っ子。
    少年時代に上の兄が死んだ後、母親を慰めるために扮装して見せたことから演劇(後には劇作)の才能に目覚めたとか。
    晩年まで常に子供にはとても懐かれたそうで、童心を失わない人だったんですね。
    映画ではダフネ・デュ・モーリアがシルヴィアの実母としてバリを警戒する役どころでした。
    このデュ・モーリアは往年の映画「レベッカ」の原作者として有名なのでデュ・モーリア家代表に?
    史実はジョージ・デュ・モーリア(作家で挿絵画家)がシルヴィアの父。知り合ったのは1897年で、家族ぐるみの付き合いが始まりました。
    5児をなした後、「ピーター・パン」が1904年に初演されます。
    まもなく夫が病気になり、それをバリが援助して療養させ、付ききりの看病までしたとか。
    バリの妻メアリーとの離婚は出来るだけスキャンダルにならないように、クリケット仲間のコナン・ドイルやヘンリー・ジェイムズが手を回したそうです。
    シルヴィアは1910年に亡くなり、
    5人の男の子をバリは一手に引き受けて後見しました。
    さらに探検家スコットの遺族も託されて面倒を見たそうです。南極で発見された時の遺言だったというのですから、信頼されていた様子がうかがえますね。

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