あら皮 〔欲望の哲学〕 (バルザック「人間喜劇」セレクション(全13巻・別巻二) 10)
- 藤原書店 (2000年3月30日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894341708
感想・レビュー・書評
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呪文の刻まれた「あら皮」に念じると願いが叶う。しかし寿命も削られていく。男は金を手にし、恋を叶え、、地位と名誉を手にするが...。
「暗黒事件」のようなロマンティシズムを求めて読んだら、哲学的思索の続く作風であった。決してつまらなくはないのだが、中華料理を求めて入った店で、冷や麦を食わされたような印象。しかしながら哲学一辺倒ではなく、神秘主義的な妖しさも漂い、一筋縄ではいかないところは流石。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古いのはちょっと…というそこの貴方!
これはただの古い臭い本ではありません←
ファンタジーあり!人生で大事なものを教えてくれる哲学書なのです!
賭博や金儲け…欲望溢れるパリの街で一人の人生に絶望した若貴族はとある怪しい商人に出会う…
童話といってもとても残酷な童話。
別にグロいシーンがあるわけじゃないのに読み終わった後に吐き気がしたというダークな作品です!