吉田茂の自問 〔敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」〕

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著者 : 小倉和夫
  • 藤原書店 (2010年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894343528

吉田茂の自問 〔敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」〕の感想・レビュー・書評

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  • 外務省が吉田首相の元で作った外交の過誤の記録をもとに筆者の考えを書いている。
    反共はファシズムに対してもものであり、民主主義に対してのものではない。
    軍縮条約はアメリカ、イギリスの軍事力を縛るものという観点を欠いていた。また、シビリアンコントロールがない中では、国内の軍を抑える効果を持つ。
    軍部があそこまでやれたのは外国に兵を置いたから。
    外交の理念がなかった。

  • 最近の国際情勢を見ると、きちんと近代の歴史を認識する必要がああるな。と、思っていたら、そんな本がありました。本の内容としては、吉田茂首相が外務省の若手に「日本の外交の過誤」をまとめる指示を出した、その報告書の解説といった内容になっています。
    中国や韓国は戦時は「被害者」という意識が強いでしょうし、それもあって近代の歴史教育は力が入っています(内容が正しいかどうかはともかく)。そう考えると、自分も含め、日本人は近代の歴史をしらなさすぎかもしれません。敗戦したものの、驚異的に戦後復興を遂げたこともあるのかもしれませんが、あらためて学ぶと、過去の日本の外交というもののまずさが見えてきます。今の政治家に読んで欲しい本ですね。

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