〈普及版〉 地中海 I 〔環境の役割〕 (〈普及版〉 地中海(全5分冊))
- 藤原書店 (2004年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894343733
感想・レビュー・書評
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藤原書店
ブローデル 邦題 「地中海」
地中海の地理的特性からアプローチして、人間がどのように動き、都市がどのように形成されたか わかる。人や集団の動きから地中海の構造を探ろうとしている
厚くて重いので、読み始めるのも度胸がいるし、最初は退屈なので 読み進めるのも勢いがいるが、やはり名著は凄い。歴史は環境に合わせて行動する人間学であることに気付かされた
最後の論考「時代の証人としての都市」は 現代に通じる
*人口の増加は 国力であり 迷惑でもある〜均衡であり 脆さでもある
*ペストはあるがままの姿で〜時代の構造として現れる
*巨大都市は 文明の温室である〜巨大都市は 一つの秩序を作り出す
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p193
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このシリーズ、分厚い本で4冊か5冊まであるんだぜ。
まったく、くだらん。
こんな眠たい本を延々書くなんて、フランス人はヒマなんだね。 -
読みたい!だけど膨大!時間がない!
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これから一ヶ月くらいかけて読むつもり
序文読んだだけでもう、これが第一級の書物、つまり、著者の意志が感じられる、
わたしにとって大事な影響を与えてくれるだろう書物であることが、びびっとわかった。
たのしみ(^^)! -
これはもう絶対時間かけてじっくり読みたい本です。とおもいつつはや10年…。いつ読めるんだろうか・・・。