遺言―斃れてのち元まる

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著者 : 鶴見和子
  • 藤原書店 (2007年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894345560

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遺言―斃れてのち元まるの感想・レビュー・書評

  • 作者は1918年生まれ。
    後藤新平の孫としての思い出やアメリカ留学中の戦争の実体験や熊楠やクストー研究、水俣での経験。全ての事は繋がっている。
    脳出血により半身麻痺になったおかげで、感じる事を取り戻したと鶴見和子さんは言う。

    生と死。異なる他者との共存。この国の未来を考えるということ。曼荼羅の思想。
    不戦の誓い。
    この「遺言」は今こそ多くの人に読まれるべき。

  • 人間でも鳥でも、働く時はうんと働いて、休むときはうんと休む。働きと休息のうまいリズムをとっていかなきゃ人間は生きられない。

    普段どうしても、仕事、家事が優先になる日々、休みの日の心もちを穏やかに、そして、軽やかに持ち続けたいと思いました。

    ツバメから、花から自然のものから教えられる、ショッピングセンターに行くのではなく、自然公園に足を向けよう、と。

    南方熊楠、読んでみたくなりました。

    それぞれ異なるものは、異なるままに、お互い支えあってともに生きていくような新しい文化を創り出す道。

    心強く惹かれます。

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