ここだけは行ってみたい秘境を巡る景色 完全保存版: 世界名景紀行 世界の名景・絶景55
- ピエ・ブックス (2005年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894444331
作品紹介・あらすじ
グレイシアブルーと呼ばれるアラスカの深く青い氷河の内部、宇宙飛行士の陸標にもなるモーリタニアの巨大クレーター、ギアナ高地の落差約1kmのエンゼルフォール、北欧の夜空に輝くオーロラなど神秘の力がみなぎる世界の秘境。めくるめく未知なる景色が堪能できる究極の写真集。
感想・レビュー・書評
-
谷川俊太郎さんのエッセイより
「六十年近くこの世に生きていると、生まれて初めて見る光景が段々少なくなってくるのもやむを得ない。
その代わり、万が一そのような光景に接する機会があると、その驚き、喜びは若いときよりもいっそう深く貴重な事のように思えるのだが…」
わかるなぁ~。
交通機関の発達、通信機器の発達により、私達はたとえ現地に赴かなくても、家で珈琲でも飲みながらゆ~ったり
地球の隅々にまで目を通す事が余裕で出来るようになった。
あ、いつか見た事のある風景だな…。
聞いた事のある土地の名だな…。
一度脳内DATEにインプットされている情報は、
残念ながら大きな感動には結びつかない。
この年になって
(地球は広いけど、限界、ってのはあるんだよなぁ)
なんて事に気がついて、ちょっと残念に思えてしまう。
ブクオフでこの本を手にしたのも、何となく。
絵葉書みたいな光景が広がっているのだろうと。
(でも、好きだからとりあえず開いてみようと。)思い、ただ何となく。
なんといえばいいかな。
結局購入してきたのだけど。
それは
映像を、誰かが見た景色のままで自分が終わってしまうのが、
(満足してしまうのが)
とても惜しいと思えた景色だった。
神が創りっぱなしの地。
人が手を加えていない、そのまんまの地。
この目で、
私の目でそれを見たとき、自分からどんな思いが溢れ出るのか?
どんな言葉で語ろうと、伝えようとして、じたばたともがくのか?
そんな想像をしたら、
すごく楽しくなってしまった。
それは谷川さんが言うとおり、
「その喜び、感動は若い時よりいっそう深く貴重な事のように・・・」
まぁ、そういう事なのかな?
なんてフト思い、
それもまた何故か嬉しく思えてしまったのだった。^^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
べルーハの写真がめっちゃ素敵や。
-
例えば,どこの風景かなんてわからなくてもいい。
見てるだけで癒されます。