論理的なコトバの使い方&文章術 頭をスッキリ整理するスキルが身につく!
- フォレスト出版 (2006年2月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512177
感想・レビュー・書評
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論理的な伝え方をするための方法について書かれているが、真新しいものはない。
主語と述語のみで伝えるトレーニングや、要約する癖をつけるトレーニングなどが紹介されていた。
具体的行動
・自身の作ったプレゼン資料の伝えたい内容、会議での他者の発言に関して一言で要約(言い換え)する -
受験国語の技術
論理力を身につけるには
①よい文章は読むこと
②規則に従って日本語を書くこと
③日常の中で規則正しい言葉を使うこと
論理的文章のルール
①主語と述語で要点をつかむ
②言葉のつながりを見る
③文と文のつながりを見る
④因果関係を見る
⑤イコールの関係を見る
⑥対立の関係を見る
イコールの関係をどのように追うかの技術の説明するが欲しい
要点が書かれるのは冒頭が最後、などのヒントになる言及が欲しい
指示語のスキルについての言及が欲しい -
この本に載っていたワークは全部やってみました。
が。。。半分もできなかった(;^_^A
私は文章を読むときに、論理や構成を考えずに読んでいたってことを思い知らされました(ノ_-。)
少し勉強した後で、もう一度ワークをやってみたいと思います! -
大学受験の勉強をしたのは数十年前のことですが、現代文が苦手だったのは記憶に残っています。マークシートから解答枝を選択する時、いつも最後の2つか3つで迷っていました。
この本は伝説のカリスマ現代文講師である出口氏によって、論理的なコトバの使い方や文章術について解説された本です。印象に残ったのは、主語と述語の文章の幹を把握したうえで、他の言葉がどのように関係しているかを捉えながら文章を読み進める、あるいは書くことの重要性を述べていたことです。
仕事では日本語よりも英語を書く方が多いのですが、主語と述語を明確にすることは英語でも日本語以上に大切だと思われますので、この本に書かれていることを参考にしていきたいです。
以下は気になったポイントです。
・何か大事件があって、変身したわけでなく、毎日使っている「言葉」の使い方を変えたから(p7)
・書き言葉を正しく使えない人は、おそらく筋道の通った話し方ができず、本人はそのことさえ気づいていない(p28)
・仲の良い友達と喫茶店で話している場合、話の中身よりも二人で話すこと自体に目的がある、そのときの言葉は「愛撫の言葉」(p37)
・あなたがもし仕事で思ったよりもうまくいかないと感じているなら、言葉の使い方を少し変えてみることが大切(p38)
・論理力をつけるには、1)よい文章を読む、2)規則に従って、日本語を書く、3)日常の中で規則正しい言葉を使うこと(p48)
・論理的な読み方→論理的なまとめ方→論理的な書き方(p55)
・一文の要点となるものの代表は、主語と述語(p56)
・会話でも、最初の話題を提示すべき(p124)
・抽象とは「共通点を取り出す」をいう(p132)
・どんな長文でも肉がついているだけのことで、骸骨にすれば難しくない(p173)
・要約力を磨くには、いい文章をノートにストックして、その要約を書くことが一番(p175)
・人間とは、このように環境をコントロールすることで、いくらでも自分を変えることができる(p223)
2012年3月11日作成 -
働き始めてから出口の国語に再開するとは。
文章を書く機会のある人は一読の価値ありです。
つまりみんな読むといいということです。 -
著者は予備校現代文講師。キャッチコピーはありふれているが、中身はなかなか良い。
現代文が分からない、という漠然とした悩みを抱える受験生には一読を薦める。