「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894512443

感想・レビュー・書評

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  • スタートは出来るだけゆっくりやる
    気分が高揚したらその場で行動に変える
    答えが出るはずのない質問を自分に投げかけると、答えが出るまで潜在意識は答えを探すからフリーズする
    潜在意識だって疲れてしまう
    ぼくは何をやってもダメなのかではなく、何ならできるかと、問いかけを行動に繋がる方向へ変える
    何ならできるかを考える
    今、この瞬間にできることをする

    ハッタリが本物になるまで、いつまでも演じていれば良い

    再読してみたら、意外と良いこと言ってると思った。落ち込んでる時には、刺さらなかったことばも、今は受け入れられるし、良く分かる気がする。人間心理の不思議さをかんじた。

  • あなたの潜在意識が今のあなたを作っているんだということが書いてあり、やる気が長続きしないのは、潜在意識によって、心のブレーキがかかるからだと言っています。
    ダイエットやマリッジブルーも同じで、今までのあなたをあなたが維持しようとしているので、そうなっている。
    そして、それを突破するためには、最初の一歩こそが大事でそこを丁寧にやること。
    いつもより、ちょっとできた自分を褒めてあげることがその方法だという、潜在意識をいかに変えていくかということについてまとめてある本です。
    これから一歩踏み出すきっかけがある人にオススメです。

  • 感情は時間がたつと消えてしまう。なぜか?
    感情とは何かに対して「感じさせられる」ことであり、受動的で、自分の意志の及ぶものではないからだ。
    だから、感情は、能動的である「行動」に移して始めて維持することが可能だ。
    何かに心を打たれたり、何かを感じたら、感じるだけで終わらせず、それを即何らかの行動に移すようにしよう。
    「ありがとう」の気持ちにプレゼントを贈ってみたり
    「懐かしいな、どうしてるかな」と思う友人がいたらとりあえず連絡を取ってみたり
    新しいことを始めるのは、いつでも最初の一歩が一番エネルギーを使う。
    だから、最初の一歩は慎重に、丁寧に、時間をかけてやればいい。たとえ1mmでも、昨日より前に進めたとしたら、それは物凄く大きな前進なんだ。
    自分の中には、たくさんの自分が存在している。夢を追いかける自分、堅実に生きようとする自分、経済担当の自分、健康管理を担当する自分・・・たくさんの自分が互いに手を取り合って、自分という一つの大きな存在がある。
    このシステムのおかげで、特定の自分だけが調子よく暴走するのを抑えたり、逆にある自分が落ち込んだときに自分全体が沈まないようにフォローしあったりしている。
    ただ一方で、たくさんの自分がいる故に、自分の中での葛藤も絶えなかったり、あるいは特定の自分が何か大きなチャレンジをしようとしたときに、他の自分が現状を維持しようとして引き摺り下ろそうとしたりすることもある。
    大切なのは、新しいチャレンジをするときに、自分を新しい環境に少しずつ慣らしていくこと。そして、特定の自分だけでなく、全体の自分に目を配って底上げを図ること。
    例えば、仕事で何か大きな挑戦をしたいのであれば、仕事ばかりに目を向けるのではなく、健康面に気を配ってタフになるように努力したり、新しい挑戦の中にも経験を生かせる部分を見つけて堅実な自分を安心させたり。
    最後に、一番心に残った言葉
    「Fake it until you make it」
    最初から成功した人はいない。最初から本物の自信をもった人はいない。
    でも、自信(が生み出す雰囲気)がないと、人やチャンスは寄ってこない。
    だから、最初ははったりの自信でいい。自分の目指す姿をイメージして、彼を演じればいい。フェイク。
    演じているうちに、自然とそれが本物の自信になっていく。そうなるまで頑張って演じてみる。
    色々な気付きを与えてくれた一冊。

  • 読んで良かった。
    「無意識」を意識して生きてないので、この本読めてよかった。色々なんとなくですが腑に落ちた。今からやれることはやろうという気持ちになれました。変な自己啓発セミナーとか行くよりこの本読んだほうがいいと感じた。

  • 何をするにも最初の行動が一番エネルギーを消費するというところに共感。ここを乗り越えても潜在意識の現状維持メカニズムが働き変わることへの邪魔をするということも言われてみれば損な経験があるかもしれない。しかし「やる気が続かない」のではなく潜在意識のせいだとわかっていれば対処できそう。無駄なネガティブなことを考えて潜在意識を疲れさせるのをやめ、今できることを考えて行動していくことが大切。
     言葉の力に関する本ではよい言葉を口に出すことでそれが現実になっていくという論調のものがあるが、現実とのギャップを感じて声に出しながらも疑うことがあった。本書の「目標を達成した自分がするような行動」を意識し、最初はそれを演じる、堂々とフェイクする、という部分は妙に腑に落ちた。

  • 潜在意識をうまく活用するための心理セラピー。他ではあまり聞いたことのない説明や、一見すると常識に反する手法が書かれている。
    以下、覚えておきたい点:
    ・潜在意識は現状を維持しようとする。(慣性の法則が心理面でも働くらしい。) だから、変化を起こそうと思ったらスタートはできるだけ丁寧にゆっくりやるべし。
    ・感情は放っておくと持続しない。定着させるには、その感情をすぐ行動に移すこと。
    ・質問を投げかけられると、潜在意識は答えが出るまで止まらない。だから、答えのない問題について悩み続けるのではなく、答えが出るような質問形式に変えて考える。
    ・Fake it until you make it! 目標を実現した自分にふさわしい行動を今やってみる。

  • 潜在意識のブレーキの外し方

    目次
    <blockquote>
    1 スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。
    2 なぜ、感情やヤル気は長続きしないのか?
    3 あなたの中にいる“たくさんのあなた”に心を配る。
    4 迷ったときに役立つ“たったひとつの言葉”
    5 過去も未来も変える力
    6 実績や経験に頼らない。
    7 フェイク・イット!</blockquote>
    はい。自己啓発という言葉がぴったりのフォレスト出版さんの本です。
    いろいろとなんかまぁ、合成着色料ベタベタのお菓子みたいな感じです。

    個人的には、1のスタートは丁寧にゆっくりとというのだけ価値があったかなと。
    あとは、どこか精神論みたいな、言葉のいいようでできることなので、ちょっとね。

  • 現状維持のメカニズム。
    無理やりプラス思考にするのではなく
    理想を演じる、っていうのは
    他のでよく言われるようなものより
    わかりやすいような気がした。

  • いろんな自己啓発の本を読んでいて分かったことは、潜在意識を変えることの大切さ。
    いくら意識的に願望を口に出そうが紙に書こうが潜在意識が、それを受け付けなければ何も変わらない。そして潜在意識は現状維持が得意。無理に変えようとすれば、ものすごい抵抗にあう。
    潜在意識を変えようとワークを実践していて、それを実感。
    この本には、そんな潜在意識の特性である現状維持システムがかけるブレーキをスムーズに外せるための方法というかコツがわかりやすく書いてある。どれもこれもすぐにできるものばかりなので、さっそく実行している。
    潜在意識の特性を知ると、すぐに変わらないからといってイライラしたり落ち込んだりする必要はないし、1度変えれば現状維持をしてくれると思うと心強い。焦らずにすこしずつ潜在意識を変えていきたいと思う。

  • 潜在意識を使って目標達成の意識付けをするという本。
    当たり前の事を言っているようで、他書には見られない変わった切り口が多々見受けられる。
    -人脈は狭いほうがいい。
    -目標を数値化しない。
    etc.etc.
    すぐに読めて内容も難しくないので、するっと忘れてしまいがち。もう一回読んだ方が良いかな?
    欲を言えば、原理的な話以外にも、もう少し具体的な手段について語ってもらいたかった気がする。

  • 何度も手に入れては手放し、今回ようやくしっかり読んだ。
    潜在意識の特徴について書かれている。

    この著者は、短い文章で意図を伝えるのが上手だと思った。

    付属のCDは聴いてないけど、著者のセミナーへ誘導かな?

  • 参考になった。ときどき読み返したい本。、

  • まず、タイトルに惹かれた。

    今まで、出口のない質問の仕方を自分自身にしていたことに気づけた。

    これからは「何ならできるか?」に質問の仕方を変える。
    (例)このトラブルに際して、今私にできることは何だろう?

    潜在意識には「現状維持メカニズム」があり、今の自分を保とうとする。
    従って、何かを始めたい場合は一気にやるのではなく、少しずつ習慣化することを意識する。
    (例)タバコをやめたいなら、全く吸わないようにするのではなく、20本→10本に減らす

    気分が高揚したら、とにかく行動に移す

  • ・潜在意識は現状を維持しようとするから、新しく始めた物事がなかなか続かない。腑に落ちた。三日坊主は自分の意思力の弱さによるものだと思っていたので励みになった。
    ・感情は受動的なものであり、能動的に行動することで目標達成につながる。これもなるほどと思った。
    ・周りの人たちの幸せがあなたの幸せの土台。たしかに周りが不幸せなのに自分が幸せを感じることはできない。
    ・後で後悔するよりも、やって失敗した方が生産的。潜在意識は、いつまでも答えを求め続けてしまう→リソースの浪費につながる。
    ・何ができないのかではなく、何ができるのかを考えること。潜在意識には、"ないもの"が理解できない。
    ・潜在意識を活用して、夢や目標を実現するためには、人脈も知識も経験も実績も必要ない。ただ、「自分にはできるんだ!」という根拠のない自信があればいい。根拠がなくてもいいなら自分でもできそうという気になる。
    ・最初は無理をして理想の自分を演じることで、やがて本物になっていく。実践しようという気になれた。

  • 潜在意識に対するメカニズムをわかりやすく解説してくれる本。人生上手く行きたい人におススメです。

  • 01.スタート
    ・潜在意識=現状維持メカニズム
    ・潜在意識⇒新しい自分に徐々に慣らす
    ・最初の一歩=一番大きなエネルギーが必要
    ・最初の成果は本当に目に見えないくらいにわずかでいい=目標実現の種
    02.感情やヤル気は長続きしない?
    ・感情は消える⇒すぐ行動に変える
    ・感情は受動的
    ・与える・行動(能動的)⇒自身のものにする・定着させる、受け取る(受動的)⇒消える
    03.あなたの中のたくさんのあなた
    ・成長するときは全体がそろって仲良く成長する
    ・潜在意識=全体性
    04.迷ったとき
    ・潜在意識=ずっと答えを求め続ける=ノンストップ・リソース
     ⇒ストップ(答えが見つかる質問)・リソース解放=疲れない・健康的・ハッピー
    05.過去も未来も変える力
    ・過去(意味を変える)⇐今のあなたの在り方⇒未来(潜在意識の世界にすでに存在・実現しているふさわしいものが引き寄せられてくる・意識の世界に顕現する)
    ・過去・未来・ないものに心が向いてしまう⇒今この瞬間、あるもの、できることを考え実行する
    06.実績や経験に頼らない
    07.フェイク・イット
    ・"fake it until you make it!"

  • ①できるだけ小さなことから始める
    ②感情は長続きしないためすぐに行動する
    ③成長は多面的→人生全般に気を配る
    ④潜在意識に残る後悔は一生→迷ったらyes
    ⑤潜在意識にはないものが理解できない→今できることを考え実行する
    ⑥実績や経験に頼らない(潜在意識は過去の実績などどうでもいい)
    ⑦Fake it until you make it(最初の実績や自信はハッタリから)

  • 感情を定着させるとモチベーションは持続する。そのためには高揚した感情、気持ちを行動に変える。感情という受動的な体験を、能動的な体験にシフトさせることで感情を持続させることができる。

    人と繋がる。自分の幸せは常に周りの人の幸せとリンクしている。だから人を幸せにするよう心を配る。

    私達の頭には1日五万ほどの考えが浮かぶらしい。

    実際やらなかったことをクヨクヨ悩むのは潜在意識が永久に存在しない答えを探すために動き続けることになる。その結果、疲れて動けなくなる。なので、迷ったら「イエス」と言ってみる。チャレンジしてダメなら次に行けばいいだけ。答えの出ない悩みは百害あって一利なし。

    潜在意識は「ないもの」を理解できない。だから今自分にできることだけを考え、実行する。それがどんな小さなことでもいい。

    潜在意識を活用して夢や目標を実現するには人脈も知識も経験も実績もいらない。ただ「自分にはできるんだ」という根拠なき自信があればいい。

    Fake it until you make it !
    ハッタリが本物になるまでいつまでも演じ続けてればいいんだよ!

    目標を実現した自分が…
    言うのにふさわしい言葉を喋る。
    歩いているように堂々と歩く。
    行くのにふさわしい店でランチを食べる。
    が着るにふさわしい服を買う。
    会うのにふさわしい心を持った人たちと交流する。
    するであろうように、おおらかに人を許す。

  • 潜在意識は今まで、色々なところで聞いていたが、具体的なイメージを持てていなかった。
    すぐモチベーションが下がる、長続きできない要因がわかったので、心を前向きに、少しずつ変わってゆこう。

  • 目標を持ち継続をすることができそうにない自分に母が分け与えてくれた本である。読後直感的に感じたことは、今を大切にして、思ったら行動をしようと思った、その行動は瞬間的にやるのではなく、永続的に段々と進めて行くこと。人間は誰しも今の自分を変えたくないという潜在意識の下で生きてるため、過度に変えようとしてしまうと、うまく行かずに落胆して変える気力すらなくなってしまう。そのため、過去に縋るのではなく、今の自分を疑問に持つことが大切。今を否定して答えの無い問いを毎日問うていても無限の思考にハマってしまうだけ。そうならないためにも、自分は何ができるのか?と問うて、出来ることをとことん探す。その時にあるべき自分に向かい発信することができる。その上、出来る人たちの周りに自分を置いたり、人脈をそこまで作らないことも大切。今の自分を変えようとすると周りはそれを否定的に捉えてしまう。とにかく言いたいことは、思ったら行動して無駄な頭の中にある感情を排除しようということ。この後から阪大合格に向かって自分はできるという根拠のない自信を持ちながら行動していきたい。

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。パーソナルモチベーター。2008年に東京国際フォーラムで開催された単独講演には5,000人が参加。ベストセラー著書は『ダメな自分を救う本』(祥伝社)『「心のブレーキ」の外し方』(フォレスト出版)など。11年ぶりの新刊『私の中の邪悪な感情をどうしよう?』(祥伝社)が話題に。

「2022年 『大切なキミに贈る本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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