「できる人」の話し方&人間関係の作り方~なぜか、「好印象を与える人」の技術と習慣~ (「できる人」シリーズ)
- フォレスト出版 (2007年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512597
感想・レビュー・書評
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前半は「人間関係の作り方」、後半は「話し方」について教えてくれます。ためになる点がいくつかあり、読んで良かったです。
① 仕事の生産性を上げるには、「人間関係の改善」が最も重要
② 人間は2つの心のバケツを持っている。一つは黄金水、もう一方は汚水が注がれる。黄金水でバケツ一杯になれるように目指そう。
③ 性格は絶対に変えられる。
④ 「ピグマリオン効果」とは、2つのクラスにテストをさせる。一方のクラスには答案返却時に一人一人に悪かったところを指摘する、他のクラスは答案は返さずただ「今回のテストはみんな非常に良く出来ていた。先生は嬉しい、次回も頑張って、期待してるよ」とだけ言う。一年後、クラスの差が大きく出た。
⑤ 大勢の前だからと、改まった話し方をする必要はない、一対一で話してるのと同じ感覚でいい。
⑥ 話す内容より、見た目が大事。55%は見た目で印象が決められる。
⑦ 上司とは、絶対に議論しない。たとえ議論に勝っても、バカは反省しない。根に持ち、必ず仕返ししてくる。
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人は、第一印象に引きずられるから身だしなみや、表情などが大切だという意見は、ビジネスマナーとしても十分理解できる。が、人との意見の食い違いを起こしてはならないという意見には同意しかねる。相手がお客様ならいざしらず、上司や部下と意見の対立食い違いなど当たり前だと思う。特に上司との意見の食い違いを表明しない生き方は、いわゆる茶坊主主義だろう。確かにそれでいい思いをするかもしれないが、本当にそれで満足な人生を送ることができるのだろうか。 想像してほしい。人生最後の日に、あなたの枕もとにある男が現れた時のことを。その男は、あなたに「お前の人生は満足だったか」と聞く。「満足ならば、もう一度今と同じ人生をやろう」。あなたはこれに「イエス」と答えることができるだろうか? このような問いを思い浮かべると、瞬間の損得だけで自分の主張を行わない生き方など、もう一度生きる甲斐がないと思うのはわたしだけだろうか? 決して、この本の主張を全否定するわけではないが、この本の中心に流れる「嫌われない主義」を私は受け入れることができない。ただし、茶坊主主義でサクサク行こう、と思っている人にはお勧めできる本ではある。
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・仕事の生産性をあげる要因の第1位が「人間関係の改善」。仕事のやり方やの改善や組織の変更などよりも「人間関係の改善」が最も仕事の成果を左右するある。
・相手のバケツに沢山黄金水を注いであげる。溢れるてくると自分のバケツも黄金水でいっぱいになる。 -
この本のように実践していけられば良いと思います。後で付属のCDもきいてみますね。
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アナタの人間関係は
「話し方」で決まってしまう!
ドキッっとしますね。
話すのが苦手な方も、得意な方も
話し方のコツを学んだこと無い方は一読を。
とても勉強になります。
付属のCDもすごい良いです。 -
まあ、とにかく、自分を磨きなさい。細かいテクニックはそれからです、という本。箱田節炸裂。
箱田さんの著作5冊読みましたが、ぜ~んぶ、そんな感じです。 ま、実際、おっしゃるとおりなんですけど。
私は、結構書いてあることに共感を覚えるので、氏の著作5冊も読んでしまいましたし、心あったまる感じが好きなんですが、切羽詰ってて、特効薬的タイトルを信じて手に取った読者は、ちょっと裏切られた感あるかも。
付録のCDも箱田節炸裂です。
「写真」と「声」「口調」が、一致しないのでちょっとびっくりしました。
箱田さんの本を1冊買うなら、CDついてるので、この本が入門用としてお勧めです。 -
営業マン時代お世話になった本。
人間関係って大事。 -
(S)
人間関係が仕事の良し悪しを左右すると考え、良い人間関係を作るためのテクニックについて解説した本。
小難しい話は一切なく、何を話したら良いか、どう話したら良いかといったHowToに完全に特化した本。なので、すぐに実践に移しやすい。
著者が考えた「心にある二つのバケツ」というモデルは、分かりやすくて理解しやすい。
自分の周囲との人間関係を良くしたいと本気で思っている人で、どうしたらよいのか分からない人にお勧めの本。