なぜ、あの占い師はセールスが上手いのか?~誰でも何でも売れるセールス・テクニック「コールドリーディング・セールス」
- フォレスト出版 (2007年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512610
感想・レビュー・書評
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ベストセラーになった「なぜ、占い師は信用されるのか?」を書いた著者による心理手法であるコールドリーディングを用いたセールステクニックを紹介している本。
手法の内容としては前述の本で紹介されている内容と被っている部分が多くありますが、営業目線で具体的に紹介されているので、実際に実践し確かめると言う目線で考えると分かりやすくまとめられているので参考になります。
テクニック自体も簡単に使えるものが多く、効果も具体性があるものなので、より親密な人間関係を作りたいと考えられている方にとってはおすすめです。
【私的読書メモ】
・潜在意識にはおもったより左右される
・相手を客観的な目線で褒める
・本当に伝えたいメッセージは雑談に盛り込む
・誰にでも当てはまるフレーズを活用する
・相手を否定せず、受け止める
・否定疑問文を使って質問する
・文脈中でマイナスは先、プラスは後
・すべてはどれだけ心を込めたか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
営業活動に心理学をどう活用するか?
→営業において顧客と信頼関係を築く必要がある。
そのために、客観的な視点と相手のウィークポイントを褒めると共感を得やすい
また、顧客にイエスを多く言わせつつ、否定疑問文で聞くと必要な情報を得られる
初対面の人には、外見で似ている知人と同じ対応をしてみる -
コールドリーディングを知りたくて読書。
潜在意識を活用した人の心理の読み方。この手の内容は好きなの興味深く読んだ。他の人のレビューにあるように内容が豊富すぎてすぐには定着しないかもしれない。
相手を観察してあげて、分ってあげること(p163)
この点が最も重要な点だと思った。
活用できる方法は、
・ラポールの築き方。手の使い方、バックや服装を意識する。
・コンシャル=アンコンシャスダブルバイエンド。意識できないことをさらっと盛り込む。
・分離法と結合法
・We/Meタイプ。自分はMeタイプだと思う。右足ばかりぶつけるから。
・メールの書き方。心情ワードを使う。大げさに書く。会話や商談では使っているバット・イエス式を意識的にメールで。
・ドッペルリーディングも人を見る力を磨くいい訓練になりそうだ。
ひとつでも自分の生活、仕事上でアウトプットすることが大切なので、早速やってみる。
再読する予定。
読書時間:約45分 -
なんとなく買い、読みましたが、う〜んって内容。
相手の心を動かすような実例がちょいちょいありますが、
説得力がなく感じたため、30分ほどでさらっと読んで終了。
心理学的観点で営業力を高めるなら、チャルデーニの「影響力の武器」のほうがずっと学びになります。
というわけで、現在は「影響力の武器、実践編」を読んでいます。 -
未来屋書店にて購入。
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読んでると心理的に抵抗感を感じる本。テクニックだけで騙されてしまう人もいるんだなぁと悲しくなります。でも、こうやって書籍として登場している以上は自分の知識として吸収しておいても損はないはず。相手の手の内を知っていれば、それだけ次の行動に移す際の対処方法が増えるはずですから…。それとこの人の前提意識として、「自分は本当は思ってないけど…」というのがそこらじゅうで垣間見れる。こういうタイプの人間は私のもっとも嫌うタイプです。私にとっては、こういう人って本当に幸せになれるのかな?って感じてしまう。人について学習したい人は一読してみる価値はあるかもね…(ただ、一歩距離を置いて冷静に言ってる内容を「なんでよ?」って分析しながら読んでくださいね。じゃないと洗脳されますよー笑。このカバーの色だって人を不安にさせる色を採用してますし。不安になると人は確かめたくなりますからね。そしてそのまま購入させる…みたいな仕掛けがされてます)