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- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512917
感想・レビュー・書評
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マネジメントを語る時、根性論や経験論を持ち出しがちだが、それでは効果はあがらない。
科学的に、人間の行動をマネジメントし、成果をあげる具体的な方法をこの本は教えてくれる。
部下の育成に悩むすべてのマネージャー必読の書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の提唱する行動科学マネジメントに基づく、マネジメントの本。
非常に平易に、真っ当なことが書いてある。しかし、それをできている人は多くない(自分もできてない)だろうと思う。
「結果を出せ」「数字を上げろ」と言うだけでは、変化がなくて当然。行動を徹底的に分解し、然るべき行動をリインフォース(強化)してこそ望む結果が得られる。
ビジネス上の様々な改善活動については「どうしたらいいんだ?」と思うことが多い。この本は、そういった悩みへのアプローチに、具体的な方法でのヒントを与えてくれる。
著者の「『続ける』技術」を読んだことがあり、行動科学マネジメントにも共感があったのですんなりと入ってきた。むしろ、文量が少なめでややあっさり味の本だが、著者の考えに触れるためのプレビュー本としてはいいかも知れない。
文中で紹介されていた「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」も読んでみたいと思う。