- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894513143
感想・レビュー・書評
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感動の涙という言葉が、まさに当てはまる話。いろいろな人がいて、いろいろな失敗談があり、人間のすることは同じだと感じる。迷いもある。そしてそれを克服すること、その姿に人は感激するものではないか?感謝の気持ちを忘れない。これも尊い。本書には、目頭が熱くなる話が数編あり、自分でもまだ、感動することはあるのだと感じた。
これはよかった。あるレジ打ちの女性。自分を越えた。1つのことが出来ると回りに目がいく、見えないものも見えてくる。自分に足りなかったのは、辛抱することではなかった。人を信じることが大切だと思った。
高校受験版。貧しいけれど、難関私立校をいきたい。勉強することは惜しまない。情熱に教師も動いた。学力は上がった、高校合格、しかし、公立へいき、東大合格。
ミラー細胞遺伝子、高校野球(佐賀高校?)ありがとう、感謝は魔法の言葉である。
パチンコ店の老人、他人から認められることは、人としての存在の意義を示すことである。
時々読み返すことが、良い活用方法かもしれない。
日常生活では、自販機、ATMなど会話する機会が無い。言葉を交わすことがない。人と話すことは非日常である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1時間ほどで読めてしまうが、それで終わりにしてはもったいない。ここに載っている10の話は、覚えて子供や同僚に話せるようにしたいと思う。著者は塾講師であり、子供をいかに勉強の動機づけするかに関する経験談も感動的であり、私たちの子育てにも生かせそうである。
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再読。停滞していると感じた時にいつも読んでいます。
ものごとの本質を見ている、いわば、発想の転換ができる本です。
勉強に行き詰った受験生、仕事に不満を抱える社会人にとくにお勧めです。
あるレジ打ちの女性の話。
あるパチンコ店の話。
受験合宿の話。
泣けます。
わかっているつもりでも忘れがちな、目の前のことに真摯に取り組むことや支えてくれる人への感謝の気持ちを思い出させてくれます。
いくつものエピソードが書かれていますが、本の1番最初にあるのは戦時中のアフガニスタンの子どもの話。
「今、一番望んでいることは何?」そう子どもたちに尋ねた時、
返ってくる答えは「平和」でも、「おなかいっぱい食べられること」でもなく、「命の保証」でもない。
「学校にいきたい・・・学校で友達と勉強したい」という願い。
この本は決して「周りも頑張っているんだから頑張れ」というような押しつけでもなければ、「あなたは十分幸せなんだよ」なんていう慰めでもありません。
ただ、見る視点を変えるだけでものごとがこんなに変わって見えるのかと驚きます。
・あなたの夢がかなうということは、あなたが自分らしく信念を貫き通して生きた証しでもあるのです。
・やって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行う、それを努力と言うんだよ。 -
感想
出来事をどう捉えるか。世の中は中立。それをどう解釈するかが人生を分ける。涙を流したからこそ視界が開ける。大きくなるためにできること。 -
塾の先生が書かれた本
捉え方を変えてくれる本。この本を読んでまだまだ私は小さいなと感じた。コロナ禍で外に出歩けない今、ウクライナの戦争が長引いている今、自分には何ができるだろうと考えたり、新たな捉えかたとの出会いをくれた -
読み終わって何かを確実に感じる著作なのではないかと思います。
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人はひとりでは生きていけない。
失敗でもなく成功でもなく気づき。
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感情を大きく揺さぶられる本でした。
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感動します。
理性が「嘘っぽくない?」と言っていても、心の司令で涙が出ます。
学ぶこと、気づくことがたくさんあります。いままでとは違う見方を知ることができます。
パラダイムの転換なんて言葉を知っていても知らなくても、新しい価値観に気づけます。
電車で涙が出て止まらなかったよ……
2018/02/05読了 -
自分の成長に合わせて読み返したくなるんだろうなぁ。恐らく読む度に違う想いになるね!
心に響いたフレーズ
「うちの子は私の言う事を全然聞きません。いくら勉強しなさいと言っても身を入れようとしないんです」
『お母さん、あなたが抱いてる不満と全く同じ不満も彼は抱いてるのです。つまりうちの子は少しも言う事を聞かないとお母さんが思っているときは、彼もお母さんは僕の話を聞いてくれないと思っているのですよ?
お母さん、彼が生まれた時に、将来は灘高校や東大に行って欲しいと思いましたか?思いませんよね?
五体満足で、健康で元気に育って欲しいと思ったでしょう。どうです?今、その望みはかなってませんか?』
超叶ってるわ!