- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894513693
作品紹介・あらすじ
あなたの能力をフル稼働させる技術!アメリカンエキスプレス、アップルコンピュータ等の米国一流企業社員が研修する最強のビジネスツール「フォトリーディング」のスキルがさらに進化した。
感想・レビュー・書評
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まず、心の中頭の中で音読しないってのが難しい…必要な情報だけかいつまんで読むことならできるけどね…
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脳を活性化させるフォトリーディングの手法について書かれた本。
ディッピングやスキタリングなど、耳慣れない言葉が出てくる。
フォトリーディングをやってみたが、紙の本をリズミカルに1ページずつ捲るのが難しい。Kindleの方がいいかもしれない。
読んでるうちに、どんどん読むスピードが早くなって、高速リーディングはできるようになった。
フォトリーディングも練習してマスターしたい。 -
フォトリーディングシステム
○ステップ1準備
1目的を明確にする
2文章を読む
3理想的な心の状態
集中学習モードに入る
★リラックスして読むことが大切(みかん学習法)
○ステップ2予習
1文書にざっと目を通す
2目的に沿った価値があるか検討する
3読み進めるか否かを決定する
○ステップ3フォトリーディング
1アファメーションを行う
(明確なゴールを設定して
脳が向かうべき方向性を示すこと。
そして、意識が設けた限界を飛び越える)
2フォトフォーカス状態に入る
全体を読む感じ。
焦らなくてOK
3安定した状態で、リズムよくページをめくる
読めないところで分からないところがあってもOK
○ステップ4復習
1文章を調査する
表紙や裏表紙に書かれている言葉
奥付や索引
最初と最後のページや、図表グラフ、
紹介記事、要約など
2トリガーワードを見つける
1冊の本であれば、
20から25個位。
短い文章であれば、5から10個位。
心の中で思い浮かべるだけで良い。
2分以内で見つけること。
リラックスして
3質問を作る
○ステップ5活性化
1生産的休息を取る
フォトリーディングの復習が終わった後は、
一旦本は閉じて休憩をする。
最低でも10から20分は本から離れる。
一晩おくのが理想的。
2質問を見返す
3スーパーリーディングとディッピング
本を読む目的や答えが欲しい質問に
従って興味ひかれた所を開く。
重要そうだと思われる上から読み始めてOK
↓
読むセクションを決めたら、
スーパーリーディングを始める。
各ページの中央に視点を定めて、
意味のある言葉を探しながら、
素早く視線を動かす。
行全体が目に入るようにすると、
目はよりスムーズに動かせるように。
4マインドマップを作る
5高速リーディング
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初めてこの本を読んだのは10年以上前になると思いますが、ポール・シーリィ氏原作、神田昌典氏が監修した速読の仕方を解説した本です。
彼はフォトリーディングという速読法のインストラクターもされていて、彼の元で多くの人が学んだと思います。私が買った本の帯には、勝間女史がこれをマスターしたから今の彼女がある、と書かれています。
私が読書する場合、この方法を完全に使って行っているとは言えませんが、今の私の読書法の基礎となっています。この本でも何度となく強調されているように、本を読む前に「目的を明確にすること、何を得たいかを決めてから読書に入る」です。
これは必要に迫られて読む読書に最適で、同一系統の本を複数読む場合に役に立つ方法だと認識しています。この本が出版されて以来、私の目には多くの速読本が認識されるようになりましたが、この本を初めて読んだとき以上の衝撃を得たものはありません。
さらに、読書の目的に応じて、読書速度を変えるべきというメッセージ(p54)も記憶に残っています。
この本を初めて読んだときはレビューを書き始める前で、久しぶりに読んで懐かしさと共に、この本のエキスを感じることが出来ました。
以下は気になったポイントです。
・情報の波を乗りこなすことに成功している読書のエキスパートたちは、小学校で学んだ読書法とは違うアプローチをしていて、読むものにあわせて読むスピードを調整している(p53)
・フォトリーディングをマスターするにあたり手放すべきものとして、自分には出来ないというネガティブな思い、結果に一喜一憂、いつも何かにせき立てられている状態、すぐに正しい答えを求める姿勢、失敗から学ばない(p61)
・効果的な学習は、明確な目的を持つことから始まる、これは、読書をした結果、何を得たいかを意識的に決めるということ(p63)
・フォトリーディングは、心身ともにリラックスして、視線をフォトフォーカス(一つの単語に合わせるのではなくページ全体(ページの四隅)をみる)ようにする(p65,103)
・フォトリーディング後に、活性化するために復習作業をする、文書の調査・トリガーワード(20-25個程度)を見つける・質問を作る、の3つの作業を12分でやる(p66,125)
・目的設定時に自分に対する問いかけとして、1)その本を読んだ結果、最終的にどうなることを期待しているか、2)この本は自分にとってどのくらい重要か、3)どの程度詳細なレベルまで理解すべきか、4)どれだけ時間をかけたいか(p76)
・文書を読む理想的な心の状態;集中学習モードを確立する、つまり、イメージした「みかん」を目を閉じて後頭部の上に持っていて心身に訪れる変化(視界が広がる)を感じてから、目を開けて読書に入る(p81)
・文書の4-11%を読めば文書の要点を理解できる、日本語の文章では、漢字だけ拾って読んだだけで意味が取れることもある(p144)
・読後に作るマインドマップの要点:横長の紙の中央に、核となる概念を書く、トリガーワードのみを放射状にのびる線上に書く、イラスト・カラーなどビジュアルを利用(p153)
・何かを思い出そうとするとき、重要な手がかりや、関連情報を再入力して、思い出したいことの文脈をつくり、過去の経験によって敷かれた神経回路をたどっていく。思い出されるのではなく、そのつど、再生成される(p157)
・文書を読むときに、自由にスピードを変えれば良い。重要さ、複雑さ、どの程度その分野に精通しているかにより、そのスピードは決まる、ただしスピードをゼロ(立ち止まって考える)にするのはしない(p161)
・スーパーリーディングは、宇宙から地球を周回して着地地点を探しているスーパーマン、高速リーディングは、カヤックでの川くだり(p164)
・同じトピックの本を何冊も読む「シントピック・リーディング」は、フォトリーディングの進化版であり、半日で数冊読むのが良い(p202)
・読むのが速い人たちは、文字のかたまりを「イメージ」として認識、目から脳へ直接的に情報伝達する。つまり音読(心の中の音読含めて)をしない、頭の中の音読をしなくても理解できるというのは研究の結果わかっている(p233)
・周縁視野を広げるために、瞳孔を開く、照明を少し暗くする、フォトフォーカス状態のように視点を広げて分散させると自然に起きる、暖色系の柔らかい光の場所が良い、更には、フォトフォーカス状態(地平線上の一点を見つめて)で、周囲の風景をパノラマのようにとらえる、人の顔だけを見ながら服装をチェックする、本の余白・行間を意識する(p236,237)
2014年7月13日作成 -
遠くを見ているときのような状態で、本に焦点を合わせずに1ページ1秒ペースで読む、という内容の本で、納得できないし理解もできませんでした。
ただ、「『この本から何を学びたいのか?』という目的を明確にしてから読む」や「まず目次から読んでどんな内容が書かれているかの予想をつけておく」というテクニックは使えそうだなと思いました。
また、「自分が知りたい情報が書かれているところや、読みたいところだけ読めばいい」という文章があり、一字一句漏らさず読むのが正しい!という先入観がなくなりました。
読書をするなら1冊全てを順番どおりに目を通さなければならない、と思い込んでしまっていたようで、目から鱗でした。同じ先入観を持っている方も多いんじゃないかと思います。
フォトリーディングは身につかなかったですが、上記のような読書に対する心構えやコツのようなものを知ることができたので、読んでみてよかったです。 -
難しかったけど
頑張って最後まで読んだら
なんとなく理解できた気がする
基本的に前向きで明るい感じの文面
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フォトリーディングの本。一昔前に流行ったらしい(?)
「ここまで読んだ」の概念が無い読み方を解説していて、この本自体もそう読めるように書かれている。構成が面白い。"スーパーリーディング"とか"加速学習モード" とか具体的なテクニックを名前付きで使っているのもわかりやすいと思う。
フォトリーディングを実践するかどうかを置いておいても、本の読み進め方、積ん読解消に役立つ。
フォトリーディング自体についても触れると、意識で理解するのを一旦スキップして眺めて、あとから知りたいことを掘り起こすような方法。ベタで端から塗っていくのではなく、うっすい色で全体を何度も塗るような読み方とも言えそう。
なんとなくタイトルで損をして胡散臭さが表に出すぎている気がするが、一度噛み砕いてしまえば内容は結構実践的。 -
10倍は無いかな。
フォトリーディング以外は納得だし、多読すると自然に身に付くのですが、肝心のフォトリーディングが出来る感じがしないんですよね。
頭が固いのか、簡単に身に付くスキルじゃないのか…
まー、普通の人より読むのは速いので、こんなものかな。
【備忘録】
準備:心を落ち着かせ
頭にミカン
目的を明確化
アファメーション(肯定的暗示)
プレビュー
キーワードを探す
フォトリーディング
ソフトフォーカス
アクティベーション(活性化)
質問を投げ掛ける
熟成させる
スーパーリーディング
興味を引いた所をざっと読み
ディッピング(拾い読み)
マインドマップで整理
不安があれば高速リーディング -
冒頭に書いてある通りの読み方をすれば1時間もあれば読めてしまう。「速読」を教える本はこうでなくては(?)。ただ結局読み飛ばす方法としか思えなかった。訓練すれば違うんだろうか?私は理解と記憶力を高めて速く読むってのをやってみたいので、この本はの方法は少し違ったかな。
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一言一句意味を理解することが、本の真の理解、と勝手に読書のハードルを上げていたが、読み終わって、そのハードルが下がった
速読は、準備と復習など、意外と手間がかかる。
ただ一回じっくり読むより、何回もその本と向き合う方が知識が定着する、という理解をした -
本書に紹介された、スーパーリーディング&ディッピング(とばし読み)で読んだ(笑)。
邦題が「10倍速く読める」になっているので、速読術の本として扱われるが、読書とか学習術の本。
フォトリーディングは、前意識に送り込むため、フォトフォーカス状態にして「ブリップ・ページ」を見るとか。もはや右脳ですらない。
本書で一番役に立つのは、「ミカン集中法」だと思う。 -
新たな読書法としてフォトリーディングについて紹介・説明されている。
実戦に際してはかなり難しそうだなと感じ、小説など展開を楽しむことには向かない読書法だと感じた。
脳の話がたびたび出てくるが、個人的にはそこが1番「なるほど」だった。 -
2022.12.16 社内読書部で紹介を受ける。
フォトリーディング以外に点読という方法もある。 -
フォトリーディングの具体的な手法が書いてあってよかった。トレーニングに使えそう。
ただ、フォトリーディングだと得られる情報が読者の前提知識から派生するものに限定される気がするので、ある領域に関する多くの書籍を大量に読んで領域の輪郭を理解するために使えそうなテクニックだと思った。 -
フォトリーディングについての方法論が説明されている書籍。
しっかりとした目的意識を持った上で、一旦無意識下で文字情報を頭にインプットし、それを復習することで必要な情報を効率よくキャッチアップしていくというのがフォトリーディングのコンセプトである。
重要なことは、
・はっきりとした目的を持って読書を始めること
・一旦インプットした情報を拾い上げるために、適切な質問を作ること
であろう。
「適切な問いは答えを含む」というような記載が『上弦の月を喰べる獅子』に出てきたが、フォトリーディングはまさにこれなのだろうと思った。
読んだ限り、可能性を感じたが、今後実践して身につけていくことで評価が上がると考え星4。 -
20220126
再読 -
読書量を増やすために以前から気になっていた本著。
勝間和代氏がおススメされていたのをきっかけに読むことにした。
この「フォトリーディング」によれば、これまで何時間、何日もかかって読んでいた本を,たった25分で読了できる。
今年毎月25冊読みたいという目標を掲げていた私にとってはこの手法を使わない手はない。
本著内にかかれている数々の素晴らしい体験談(専業主婦がフォトリーディングで学びを進めたところ簡単に仕事がみつかったのはもちろん,あっという間に収入が倍になったなど)は、
私が何十年も常識と思っていた概念を覆すまさに魔法のような方法で,本当にワクワクする。
まだ、「ソフトフォーカス」という本全体を見る手法ができているかの自信はないが、まずは「習うより慣れろ」で実践を続けてみたいと思う。
すでにフォトリーディングを取り入れている知人の話によれば、
「強烈に記憶に残るので、読む本の内容には気をつけた方がよい(例えば、すごくネガティブな本を読めばそれもそのまま強く記憶に残るから)とのこと。
自分の人生は望むようにしたい。
その目的にうまく,活かしてつかっていきたい。
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最初の1ページ目の言葉がいい。「25分でこの本を読んでみましょう」そしてそれに倣って、25分で読むチャレンジをしてみた。この本の教え通りに愚直に読み進めると、ちゃんと25分で読み終えることができる。
読書をより有益なものにするために、本書で紹介されている中から、以下の流れを取り入れて読書していきたい。
その本を読む目的を明らかにする
→ざっと全ての目次と見出しを読み全体像をつかむ
→トリガーワードを見つける
→読みたいところ、知りたいところをさらに読む
→復習
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高速リーディングはメリハリ
フォトリーディングは深層心理に入れてハッと思い浮かぶ感じ