「言葉」があなたの人生を決める

著者 :
  • フォレスト出版
3.77
  • (51)
  • (81)
  • (54)
  • (13)
  • (6)
本棚登録 : 1079
感想 : 75
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894515796

作品紹介・あらすじ

毎日の言葉を変えればあなたの人生は180度変わる。名著『アファメーション』(ルー・タイス著)をドクター苫米地がやさしく解説!全世界3300万人の人生を変えた驚異の成功スキルを手軽に学べる実践入門書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 表現をする時、その良さは「内容の本質さ」と「内容を表現する巧さ」によって決まるとしたら、アフォメーションは後者に全振りしている。 表現は、巧さを越え、自己暗示の側面も強い。深く思考したい本質思考の人には肌が合わず、「よく分からんが遠くにゴールの旗を立てて進めよう!」という推進思考の人に心地よい理論な気がする。 社会が変わる時、その中心には本質志向と推進志向のペアがいることが多いと思う。 その意味で、推進志向の考え方を知る意味で、良い読書だったなと思う。

  • この本は”口ぐせひとつでキミは変わる”と似ている内容の本です。著者は違いますが、”口ぐせ”で書かれている内容をより詳しく体系化した本と考えていいと思います。ただ著者である苫米地さんの本はきき慣れない言葉がよく出てきて、最初に読むと???となってしまうことがあると思います(私がそうでした)。そういう時は、何回も繰り返し読んでいただくか、同じ著者の本を読むか、関連書籍(ここでは”口ぐせ”の本)を読むことで知識を落とし込んでいけると思います。

    この本の中では、なぜ夢(ゴール)が達成できないかについても書かれていますので簡単に説明します。
    自宅にいる時と、500人の前で講演をする時では、自宅にいる時の方が居心地がいいと感じて、講演の方はドキドキ緊張して、居心地が悪く感じるはずです。
    次に”自宅”と”講演”を”現状”と”夢”に置き換えて考えます。現状は居心地がいい状態で、夢は居心地が悪い状態です。現状から夢に向かっていくと段々と居心地の悪い状態になります。そうすると脳の中では「このまま居心地が悪い状態にいるのは危険だ、現状に戻るんだ」と、指令が出され、そして現状に戻されてしまいます。例えるなら、ダイエットが途中までうまくいっている時にご褒美で甘いものを食べてリバウンドするみたいな感じでしょうか。

    この本には現状に戻ろうとするシステム(ホメオスタシス)をうまく欺き、利用する方法が書かれています。それをアファメーションといいます。そして、アファメーションに重要なのが「言葉」というわけです。
    実は私は以前アファメーションをやっていましたがやめていました。辞めた理由はとても怖くなったからです。見事にホメオスタシスにやられていました。なのでこの本する紹介を機会にもう一度やってみようと思います。

  • フォトリーディング。
    高速を交えて熟読。

    苫米地理論の復習として良かった。もう苫米地氏の本は30冊以上読んでいるが、他の自己啓発書や苫米地本の再読などから、ようやく分るようになった部分もある感じがする。例えばゲシュタルトについて。苫米地氏の説明ではあまり分らなかったが、参照枠組みとか、認識の塊のようなものかと思ったら府に落ちた(実際はもうちょっと違うが、私なりの言葉で理解できつつある)。

    再びアファメーションを宣言したい。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    6-7:「やらなければならない」と意識すると、やることなすことすべてが「骨の折れる努力」になる。認識を変えれば疲れ度合いがまったく違い、集中力も持続力もでる。アファメーションを意識しなくてもゴールに到達している人の秘密はこれ。

    24:いま想像できる目標はいまの範疇の枠内。ゴールはぶっ飛んでいる方が良い。いまの視点からだと盲点に気がつかない。

    49:ルータイスの進める初歩のアファメーション。「私はもっと大きくなれる。私はもっと多くのことができる。“まずは自分のことからはじめよう”。」
    (自分が成長することを許す。自分が祝福を受けることを許す。)

    80:「しなければ」とおもうだけで自分の責任を放棄している。それだけではなく、自分がしたいことをしていないと言うことで、実は自尊心も引き裂いている。

    141:ジョン万次郎の帰国の夢。目的的志向。

    154:ドリームキラー対策。ゴールはだれにも言わない。

    182:いまの自分には大きすぎると思えるゴールを設定する。基準は10倍(桁がひとつ上)。(なら俺は六十倍か)。

    184-185:ゴールの抽象度を上げる。リソースは(どうやって、どのようにとか)考えなくて良い。

    200-201:ゴールのコンフォートゾーンで生き、他界自尊心を持つ(エフィカシー)。

    208:アファメーションはゴールのコンフォートゾーンに強い臨場感を与える最適な道具。

    222:アファメーションは気付きがあればその都度変更するもの。毎日続ける。

  • 青天の霹靂のような内容で衝撃的だったと共に、非常に興味深く面白かった。

    言葉の重み、大切さを感じた。
    これからは自分を卑下する言葉を自分に投げかけることだけは絶対にやめようと違った。

    言葉が人生をつくる

    大好きな言葉になった。

  • ゴールを達成した自分になったつもりで生きるとおのずと自分のレベルがあがる。

    ポジティブな動機をもつ。やりたい、という意識でやる。しなければならない、という意識だと自分の意思ではなく、人の意思で行動をしていること。自分の
    行動に責任をもつ。
    一度何もしないでみると、何かやりたいという感情が湧き起こる。


    自己イメージを維持するのか、抜け出すのか。
    イメージが未来をつくる。
    できると信じ抜く。
    その気持ちを維持するために、自分には能力がある、できるといつも自分に言い聞かせる。
    勝者は、負けたらどうしよう、とは考えない。
    万が一失敗したとしても良い経験をしたことになる。それで人生のゴールを達成できないわけじゃない。次の成功に結びつく。恐れることはなにもない。
    目標を達成するには、イメージ、言葉、情動(感情、できたらかっこいいとか)が大事。


    聞き慣れないカタカナ言葉が多かったけど、納得できる内容だった。

  • 自己イメージを高め、現状の制約から外れたところにあるゴールを目つけ、そこに到達するための具体的な方法論。
    繰り返し何度も読み身につけたい。

    to do
    ・ゴールに到達した自分を毎日就寝前にイメージする。
    ・臨場感をもって情動を味わう。
    ・ゴールは最初は曖昧で良い。次第に具体化していく。
    ・過去に味わった情動と組み合わせてイメージ。

  • オーディオブックにて視聴済み。
    アフォメーションの入門書という位置づけ。

    自分の思い描いた理想のイメージに近づくための方法論が色々と述べられている。ブリーフシステム、アティチュード、スコトーマ・・・などなど聞き慣れない言葉が色々出てくるので、ちょっと面食らうかもしれない。

    よく手帳に目標を書きましょう、的な事が本や雑誌に書かれているけど、夢や目標みたいなものを如何に意識の俎上にのせ、行動に変えていくかについてのヒントが本書に書かれている。

  • 自己イメージを明確にし、固められてから行動する。ここが私には足りなかった。そして1〜2ヶ月続ける。

  • 苫米地英人さんの本はこれで2冊目です。
    とりあえず3回読みました。
    これから何度も読み返すことになると思います。

    〜4回目〜
    スコトーマについての理解が深まりました。
    居心地の悪さも感じます。
    そして本編、というか大元のルーの本をまた読みたくなってきました。
    すばらしい

全75件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
稲盛和夫
佐々木 圭一
タル・ベン・シャ...
ジョン・キム
ジャレド・ダイア...
ロバート キヨサ...
シーナ・アイエン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×