「めんどくさい」がなくなる本

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894516564

作品紹介・あらすじ

「行動するのが、めんどくさい」「人間関係が、めんどくさい」…。喜怒哀楽、嫉妬に続く第6の感情「めんどくさい」をスッキリ解消する技術。

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず読み終えるまでがめんどくさかったけど何とか読み終えたのでよし。

  • まさに、「めんどくさい」がなくなると幸せになると思い読んでみた。そこで、参考になったこと。
    ・やる気やモチベーションを無理に上げて「めんどくさい」をなくすのでは短期的にしか効果はないため、自分の心が自然に興味がわき、やりたいと思う気持ち「パッション」になることで継続的な行動につながる。つまり、自分の心に素直な感情でいる自然体がよい。
    ・「~すべきだ」「やらなきゃ」「~しなければならない」という考えをやめ、手段や方法にいっさいこだわらず、柔軟になる。
    ・「やらなきゃいけないこと」を減らすために、①本当にやらなきゃいけないことを絞る(減らす)、②思わないようにする、③いろいろと考えない、④とにかく行動する
    ①「めんどくさい」ことを紙に書く→自分に本当にする必要があるか質問(損得でなく、直感で選ぶ)
    ②この世の中で今「~しなきゃ」と思っていることは頭の中の幻想。「したい」に変えられるといい。「やらなきゃ」を「~をする必要はない」に置き換え、その理由を挙げる。
    ③「意識的な思考」ではなく「なんとなくの思考」の時間として、「考える」ことは良いことではなく「考えない力」が重要。
    ・何かをしているときは、そのやっていることに集中!!!
    ・自分に甘くなる!自分を責めない。
    ・情熱がわくようにするにはどうするの?自分は何に情熱がわくのか?とにかく、参考になったことを意識してみよう。

  • 『めんどうくさがりは人生最大の敵 』という言葉がありますが、
    この本の著者は『めんどう』について面白いことを書いています。

    めんどうくささは
    喜怒哀楽、妬みとともに、
    人間誰もが持ち合わせている
    第6の感情だというのです。
    なるほどと思いました。

    僕の自説ですが、めんどうくささの源は
    おそらく脳みそ自身が、省エネのために
    わざと活動量を減らすために、送っているアラームなのではないでしょうか?
    つまり緊急事態(生命に関わるハプニングなど)のために
    リソースを確保しておくために、エネルギーを抑制しているのだろうと。
    リミッター機能みたいなものでしょうか?

    その警報アラームみたいなものが面倒くさいという感情なのかも。
    そう考えると「めんどうくさい」が第6の感情という説も納得できますね。
    これがなければいつか人間オーバーヒートーしてしまう。
    だから第6の感情として装備されている。

    まあそのリミッターが威張りすぎて、
    何も行動しなくなってしまう状態は危険ですね(笑)
    自分自身思いあたるところアリアリでちょっと怖いですが(笑)

    さてこの本の話に戻りますが、
    タイトルの「めんどうくさいをなくす」に
    関してはあまり大したことは書いてないように思いました。

    面倒くさいと感じいてることは何なのか?
    をはっきりさせて、必要な行動を分解して
    とにかく最初の行動を起こすということを意識するということです。

    ジョギングで例えるなら、とにかく玄関に向かうことだけを意識する。
    もしも実際走ることが出来たらボーナスと捉えるということです。
    ハードルを下げることによって一歩でも行動に変える。
    それによってめんどうくささから開放されるということです。

    しかしこの本、聴き進めていくうちに
    別のところで面白いなあとおもったので
    メモメモ&考察してみたいと思います。

    それは人間関係のめんどうくささについてです。
    まず人間関係にめんどうさが、何から来るかというと
    個人個人それぞれが固有の『ルール』を持っているから!
    だというのです。
    『ルール』とは人はこうあるべきだという内的基準のようなものですね。
    時間は絶対に守るべきだ!とか、
    他人に間違いがあっても直接責めるべきではない!
    などなど千差万別の固有の基準ですね。

    めんどうくさいとはその個人が持つ『ルール』が
    多数派ではない集団に属している時に沸き起こりやすい感情だというのですね。
    自分が少数派である集団の中で自分の意見を伝える場合
    ”いちいち説明や工夫”をしなければ言いたいことが伝わない。
    その過程がめんどうくさいというんですね。
    それが人間関係で発生するめんくさいの正体のようです。

    対して自分が多数派に属している集団の中では
    ”ありのままの自分”そのままで表現しても、
    伝わるからめんどうくさくないという事になる。

    そのような集団にひとつでも属していれば
    その他、会社などで少数派であって、めんどうくささを感じても
    やっていけるというんですね。
    だから著者はひとつでもいいから、
    自分が多数派になる集団に属するべきだと言っています。

    ちょっとだけ引きこもりの人の話が例に出てきます。
    僕自身も少し考えてみました。
    引きこもりって何か悲しいですよね。
    かわいそうといったら失礼かもしれないですが。

    ある特定の学校や職場で圧倒的な少数派になってしまったことで
    自分はどこにいっても、誰にも理解されることはないのだと、
    思い込んでしまったということなのでしょうか?
    そして自室というせまい場所に引きこもってしまう。

    そこでは自分しかいないわけで完全多数派ですもんね。
    一分の一の世界。誰も反対しない、傷つける人もいない。
    でもやっぱり悲しいですよね。

    強くなれっていうことを伝えるよりも、
    そのままであってもどこかに必ず100%とはいかないけれど
    ある程度多数派になれるコミュニティなりがあるはずだよって
    情報を伝える事が必要ななんだろうなあと思いますね。

  • 自分に厳しくしてしまうので、自分に甘い考えを持ちたいと思った。自分に厳しいと行動が甘くなるという。まさに自分のことだった。これからは感情にふたをせずに、自然体の自分の感情を素直に感じつつ、自分に甘い考えを持って、アクティブに行動できたらいいなと思った。

  • 本を読むのもめんどくさいあなたへ
    という帯を見て購入。読み始めたとき、何をするのもめんどくさくて、何もできない日々にストレスを溜めてました。
    途中、セミナーがどうとかいう話が出てきて、なんか意識高い感じ?と思いながら読了。後半は人との付き合い方や、なぜ自分にイライラするのか、のヒントとなることが書かれており、納得することも多かった。
    何度か読んで、出来そうなところはやってみたいと思う。

  • めんどくさいと考えるメカニズムと、そう考えるのは良くないといことはわかったが、
    そうしないようにするには、一度読んだだけではなかなか難しい。
    手元に置いて繰り返し読めば実現できるかもしれないが、図書館のだから返さなきゃ

  • めんどくさい、がなくなれば、色んな事をもっとスピーディーに行動できるようになり、結果として目標を達成するのが早くなったり、より自分の人生を充実させる事ができると思い、読み始めた本。

  • ◯すべきことなどない→やらなくて良いことorやりたいこと
    ◯なんとなくの思考と意識した思考がある
    なんとなくの思考はネガティブor過去でー
    ◯嫌いな人は自分のルールを破っているだけ
    ◯大切な人のように自分を扱う

  • さっと読んで、今の自分に必要な考え方を見つけるような使い方ができる本です。行動に移すのが億劫な人が手に取る本だと思うので、なぜ行動するのが億劫なのかが本を読んで自己分析できるのではないでしょうか。
    また、後半では鬱になりやすい人の考え方にも触れてました。
    ・自分に厳しいと、何かあるごとにストレスがたまる
    →ストレスを感じてる時はすぐに解決策にうつれない、クリエイティブなアイデアが出てこない
    →結果、自分に甘い行動を取らざるを得なくなる

  • タイトルとはちょっと違って、生産性の高い生き方や考え方についての本。
    最初は、自分のセミナーを売り込むためのうさんくさい本みたいでハズレ感満載だったけど、半分手前ぐらいからは役に立つ考え方がたくさん載っていた。

    紹介したい学び(本当に重要なものは自分のメモに書いた。)
    ○選択肢が多いと行動しづらくなる。
     選択肢が多いとチャンスが広がるわけではなく、めんどうになってしまうだけ。
    ○テレビのニュースなど、ネガティブな情報に触れれば触れるほど、自分の思考もネガティブになる。
    ○自分が多数派のグループに最低一つは所属することで、自己肯定感が上がる。
    ○自分で自分を責めるのも、人に責められるのと同じくらいストレスが溜まり、自分に甘い行動しかとれなくなる。自分に厳しい人ほど、行動は甘い。


    札幌市の図書館で借りた本。

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