ゾーンに入る技術 (Forest2545Shinsyo 34)

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518179

感想・レビュー・書評

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  • ゾーンに入るためにフロー状態になる方法が書いてある。内容的につまらなかった。

  • オーディオブックにて読了。
    自分で意図的にゾーン状態を作り出したくて本書に興味を持った。
    色々と実践的なトレーニングの方法も書かれているが、
    一言で言えば「目の前で起こっていることに捕らわれない」或いは
    「反応的に感情を動かさない」ことなのだなと。

  • ゾーンについて知りたくて読書。

    ゾーン=超集中力。
    一部の天才しか入ることができないと思われるゾーンへ実は誰でも入ることができるという内容。

    専門用語を多く用いており理解するのに時間がかかることがある。
    ゾーン、バイブレイン、フロー、ノンフロー、プレイハード、ライフスキル脳、カイロスタイム。

    超集中を妨げるものは、「揺らぎ」と「とらわれ」。この2つは、本書を通してのキーワードと思われる。「揺らぎ」と「とらわれ」に影響されずにゾーンへ入るためには何が必要なのか。

    ヒントとして得られるのは、
    今に集中すること。今を生きること。
    自分でコントロール、選択することができる言葉、表情、態度に氣を配る。
    期限を設けて、感謝の氣持ちを持ち、それをしっかりと伝えていくことを習慣化することでフローへ入ることができる。

    感謝は、重要なキーワードとなることが多い。

    読書時間:約1時間

  • 最高のパフォーマンスを出すために。それは自分をコントロールするしかない。
    そのためには周囲の雑音に対する考え方を変えることから始めよう。
    そういう本です。
    思わず本の内容をまとめてしまった位いい本でした。

  • ゴルフにも多いに関連するかと思い購入。
    辻先生はお医者さんで、沢山の競技のチームドクター(メンタルトレーナ)として活躍しており、別にベストセラーになった「スラムダンク勝利学」の筆者である。

    ゾーンに入るためには、脳がフロー状態=「パフォーマンスの質を高いレベルで決定する心の状態」になる必要があるが、

    このフロー状態は、人からやらされている(っと認識している)状態ではなく、楽しさに満ち溢れたマイナス感情の少ない、挑戦に満ちた状態ということであり
    「集中力が抜群で、活動に完璧に没頭している最高の状態」 である。

    この状態と反対の状態が「ノンフロー状態」=「気が散っている状態」と呼ばれるものであり、脳がフロー状態になることを阻害している状況である。

    集中を阻害する3大要因は①環境②出来事③他人の3つである。
    ・雨がふっているからやる気がでない
    ・あいつがチョロチョロするから

    脳は環境や出来事や他人に対して、自分で意味づけを勝手にする
    その意味付けが(雨自体に気分が乗らないという意味はもともとついていない)、自分で勝手にマイナス感情を誘発する。また、この3つの要因は簡単に自分からは替えれない。

    簡単にいうと全ての状況を自らが受入、自分ができることに没頭することが大事(方法)
    ・厭なことリストをつくって認識する
    ・自分の「表情」「態度」「言葉」「思考」に最大限気を付ける。
    ・呼吸法(3秒すって、6秒ゆっくりはく・丹田を意識して)

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=8481

  • ・集中を阻害する要因「環境」、「出来事」、「他人」。

    ・認知脳:外側の出来事を知覚する。気が散る状態を生み出す元。
    ・ライフスキル脳:心の状態を「揺らがず」「とらわれず」にする。
    外側の事実以外に、自分の内側の脳に認知機能と心の状態に感情が存在することに気づく。

    ・「うざい」という感情を作り出したのは、仕事の中身や人間関係ではなく、本当は意味など付いていない仕事や他人に対して、固有の認知が働き、意味づけをして「うざい」という感情を作り出していることに気づく。
    ・「過去」や「未来」にとらわれず、「現在」を考える。「今するべきことをするだけですから。」「今を生きる。」

  • フロー:+の感情の大きさ/セルフイメーコ
    ノンフロー:ゆらぎ、とまどい、とらわれ、「~しない様に」/セルフコンセプト

    「何をするのか」「どんな心の状態で(どうやって行うのか)」
    いやいやしていて、成長出来るわけがない

    自己四大ツール:感情、態度、言葉、思考
    ⇔外部:環境、出来事、他人

    応援する、与える、ペイフォーワード

    ◆自分の感情を客観視する

  • 人生に役立つ技術が書いてあります。様々な場面で役立ちそうですね。実践するかどうか別としてもタメになりますよ!

  • いかに集中して物事に取り組むことができるか、ということに主眼を置いた本。自分の感情をコントロールし、自身が勝手に抱く先入観を取り除き、自分が今すべきことを見つめなおすことを、実践しろ、といった内容だった気がする。今、というキーワードは重要で、東進ハイスクールのCMでもあったように、いつやるのか、今でしょ、といった意識は何を取り組むにしても重要なマインドコントロールであると感じた。さらに深呼吸を集中のスイッチにするという件は、いついかなる時も実践可能で、習慣化すれば非常に良いなと感じた。今まで深呼吸に関してここまで注目して考えたことはなかったが簡単かつ効果的であろう。ただ、本当にイライラしてしまった時に、いかに集中するか、はたまたそのイライラをどのように解消するかまで言及してくれればよかったのに、そこまで知れたら、より多くのことをこの本から学ぶことができたのにと思う。

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著者プロフィール

辻 秀一:1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業、慶應義塾大学で内科研修を積む。その後、「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、すなわちクオリティーオブライフ(QOL)のサポートを志す。スポーツにそのヒントがあると閃き、慶大スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。99年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを、最適・最大化する心の状態「Flow」を生みだすための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。37万部突破の『スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル)』をはじめ、『リーダー1年目からの教科書(ぱる出版)』『自分を「ごきげん」にする方法(サンマーク出版)』『禅脳思考(フォレスト出版)』 『さよなら、ストレス(文春新書)』など著書他多数。最新刊は『Play Life, Play Sports~ スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方~(内外出版)』

「2018年 『メンタルトレーナー直伝 先生の“ごきげん思考”で、授業はうまくいく!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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