笑う裏社会 (Forest2545Shinsyo 79)

著者 :
  • フォレスト出版
2.85
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本棚登録 : 68
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518797

作品紹介・あらすじ

半グレ、風俗、ジャンキー、闇金、その筋の方々、ヒモ師…etc.知らず知らずにあなたも堕ちてる!?愉快でガチなアウトロー案内。

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、裏社会に精通した著者が、裏社会のこぼれ話をつづった一冊。

  • 始めの章は面白くなかったが、だんだん面白くなってきた。それにしても色々な人がいるものだ。

  • 20151011

  • 話題の闇金融漫画のブレーンだけあって話が面白い!
    友人をクスリ漬けにしてしまうとか怖いけど…

  • 元実話誌ライターの取材こぼれ話集。イスラエル人の旅行者と知り合って、パレスチナ人とお互い、誰かが誰かに殺された、という恨みを一人でも抱き続ける限り、争いはノーフィニッシュ、という趣旨の言葉に、ショックを受けたり、博打で負けた金は、ぶつぶつ言ったってかえってこねえんだから、負けたときこそ笑っていればいいのだ、と負けた時の所作に男の器量がでることを感じたり。意地は通したんだから、あたしと結婚しようよ、という趣旨の高級クラブママの言葉に、耳くそほじりながら「ちょっとションベン」とかわしてしまう関西ヤクザにしびれるほどかっこいいと思ったり、ヤクザは相手の感情を持ち上げたり叩き落してからシノギをかけてくる、と独特のヤクザ=ダム論を展開したり。「彼らとぼくらは違う社会を生きているわけじゃない。すべては地続きなのだ。同じ時代、同じ社会で、ただ違う生き方をしているだけなのだ。」p.189

  • 普段の良識をもった生活をしている人には触れることのない裏の世界。
    存在すら知らなかったので、知りたいとも思ったことのない世界だが、人々が一生懸命生きている姿に、少しいとおしさを感じた。
    『不屈の「不良」魂』の章は、感動すらした。
    しかし、悪は悪だな。

  • 「闇金ウシジマくん」のブレーンの一人という事で怖いもの見たさで読んでみましたが、思っていたより期待外れでした。もっと背筋が凍るような話を持っていそうな気もしますが、書けないのかな・・・。ただ自分には生まれて今まで縁のない世界の話なので、同じ地続きの世界でこんな事があるんだぁと楽しく読めました。

  • 闇金ウシジマくん、のブレーンの方の一冊。
    フォレスト出版で、この帯なのでありがちな中身スカスカを恐れていたが、
    びっくり仰天の素晴らしい内容。

    裏の世界の、リアルなあれこれの紹介、中にはウシジマくんに
    出てくるような、中々普段お目にかかれないいっちゃった系の人の
    話もあるが、全体的に(語弊があるかもしれないが)優しさがあふれる
    内容。
    一発逆転を狙って、株の買い占めをもくろんだ男。
    ヒットマンの緊張、ターゲットを見つけた時に自分の視線がズームカメラ
    のようにフォーカスをした経験。

    最近の一橋文哉さんの100倍面白い内容。
    ただ、書けないこといっぱいありそうな感じで、もっともっと
    深く書いてほしいところ。次作も期待。

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