父の言いぶん (ランティエ叢書 (16))

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著者 : 太宰治
  • 角川春樹事務所 (1998年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894560956

父の言いぶん (ランティエ叢書 (16))の感想・レビュー・書評

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  • -子供より親が大事、と思いたい。子供のために、などと古風な道学者みたいな事を殊勝らしく考えてみても、何、子供よりも、その親のほうが弱いのだ-

    この一文。逆説?自虐?ただただ、太宰という作家の繊細さが愛らしいではないですか。精神的タフネス(ときに愚鈍さ?)を要求される現代社会にあって、こんな恥ずかしいくらい繊細で、弱っちい本音を公にしていいのか。いいんだ。価値観なんて色々だし、なんでもアリだよね、となんとなく癒されます。オトコの弱さ、繊細さのお勉強にもいいかも。

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