トロイの木馬

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 23
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894561557

感想・レビュー・書評

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  • ウイルスを発端にして見えてくる、各国の思惑とそれに翻弄される人々という感じでしょうか。
    前半は良かったのですが、後半が駆け足気味だったかなという感じでした。
    序盤だけ登場して、最後に一言二言名前が出てくるキャラが意外と重要だったってのは、ちょっともったいないというか、いただけないというか。
    中田はもう一度最後に登場させても良かったと思うんですけどね。
    細山やシアトルの結末に関してもあっさりしすぎだし、デビッドの逮捕劇にしても、枠の外に追いやられていましたね。
    国家vs個人じゃ、どうしようもないって部分を表現したのかもしれませんが…。
    最後が物足りなくて消化不良な感じです。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大学大学院(修士)卒。 著書に『911 セプテンバーイレブンス』『メジャーリーグの愛され方』『「関係の空気」「場の空気」』『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』『チェンジはどこへ消えたか~オーラをなくしたオバマの試練』。訳書に『チャター』がある。 最新作は『場違いな人~「空気」と「目線」に悩まないコミュニケーション』(大和書房)。村上龍のメルマガJMMに「USAレポート」を寄稿。ニューズウイーク日本版でコラム連載。NHKBS『クールジャパン』の準レギュラー。

「2016年 『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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