サキ傑作選 (ハルキ文庫)

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著者 : サキ Saki
制作 : 大津 栄一郎 
  • 角川春樹事務所 (1999年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894565081

サキ傑作選 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

  • サキの描く世界は少々ダークである。読後感は”奇妙な味”といったところ。サキは”奇妙な味”の先駆者である。

    いけ好かない取り澄ました大人たちをターゲットに、人間がいかに嫌らしい内面を持ち、それを過度に装飾して隠しているかをあばく。そしてそんな大人達をぐうの音もでないほどにやっつける。
    やっつけた後、やっつけられた側は不安にさいなまれ、やっつけた側はほくそ笑み悠々と何事もなきかのように日常生活に戻る。そういうお話が多い。

    読後に唇をゆがめて苦笑いするタイプの短編集。どんでん返し的要素もあるので、好きな人は大好きな小説だと思う。

  • 最後の一文章で、あっと言ってしまうような話がたくさん。
    子供のなんとも言えない残酷さの描写が良かった。
    まさしく奇妙な味の物語。

  • 知的な風刺小説。

  • GRAPEVINE田中さんの影響で読み始めたサキ。
    呆気ない終わり方がすき。素晴しい。

  • 大人たちの思惑を裏切り続ける少年の心象を鮮やかに描く「がらくた部屋」、運命のいたずらで死刑になってしまう男の不思議な物語「出てこなかった州名」、誰にも顧みられない片田舎で暮らす人々のささいな争いを、味わい深く綴った「トード・ウォーターの不和」、人の言葉を話す猫によって浮き彫りにされる人間模様がユーモラスな「トバーモリ」他二十一篇。

  • 大人たちの思惑を裏切り続ける少年の心象を鮮やかに描く「がらくた
    部屋」、運命のいたずらで死刑になってしまう男の不思議な物語
    「出てこなかった州名」、誰にも顧みられない片田舎で暮らす人々の
    ささいな争いを、味わい深く綴った「トード・ウォーターの不和」、
    人の言葉を話す猫によって浮き彫りにされる人間模様がユーモラスな
    「トバーモリ」他二十一篇。謎多き人生の楽しみ方を軽やかに描きだ
    したサキの傑作が新訳で登場

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