たこさんの感想
2013年12月31日
前妻の影に怯えながら事件に巻き込まれる主人公・・かと思ったら! いろいろな伏線には全く気づかなかった上にどこか違和感を感じつつも主人公の気持ちが出ていないことにも全く気づいてなかった。 作中に出てくる映画が誤認を強調してくれてて見事だった。 面白かった。
泡坂妻夫(あわさか つまお) 1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。 「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」