顔 (ハルキ・ホラー文庫 く 1-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894567337

感想・レビュー・書評

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  • 映画なら、とても見られない。
    物語なら、怖いところを読み飛ばして読み終えることができる。

    栗本薫を読破しようと思って、中古で買ったが、
    2度読めるかどうかは分からない。

    怖い話であること
    具体的な内容は栗本薫らしいかきぶりであること
    サルトルやカミュがでてくるあたりは、1950年代生まれの栗本薫の時代性を保持していること
    栗本薫を読破するつもりがある人なら、超えなければいけない壁だと思った。

    とても怖い。
    子供時代のこと、
    家族に対する行動、
    教え子に対してしたこと、
    思い出したくない。

    鍵となる言葉は
    「顔がない」「のっぺらぼう」「ぬっぺらぼう」

著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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