カラミティナイト (ハルキ文庫 た 11-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 43
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (487ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894567658

感想・レビュー・書評

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  •  2015-12-20

  • 例によって日付は適当。
    この月に読みましたよぉって事で。


    会社を整理していた際に出てきた小説。
    何とはなしに読んでみたら面白かったので、アッという間に読破。

    中二病な小説を書いている主人公、智美と運動神経抜群の優子。そして謎の転校生、忍。
    忍の周りで次々と起こる怪事件。
    実は、忍の心臓は「女神」のモノであるとし「災禍の心臓」と呼ぶ「慟哭の13人」から狙われていたのだ!
    以上、ざっくりあらすじ。

    続編を作る気満々なのだろう、貼られた伏線の回収ができてない部分が多数。

    勢いで読めてしまうので、次巻に期待。


    結局、忍は何にもしてないな。

    後、ネット初期の頃の話なので、今読むとなぜに? と思う箇所があるのはご愛嬌。

  • 一読オルタナティブと区別がつかなかったが
    比べてみたら微妙に違うが
    しかしあえて直す必要がわからなかった
    また性別の違いは
    ここに書くことは皆そうだけど個人的に
    キャラクターの違いより少ないのでまったくどうでも良い
    つまり異性間恋愛も同性間恋愛も区別がつかない

  • 沢村智美は、読書が好きで、インターネット上で『黒騎士物語』というファンタジー小説を執筆している少女です。彼女は担任の雪村和彦に促されて、編入生の遠野忍と打ち解けようと試みます。遠野は智美の1年先輩でしたが、心臓の病気を患っており、さらに彼の周辺で事件が相次ぎ4人の死者が出ていたこともあって、1年のブランクの後にようやく復学していました。遠野は、彼に言葉をかける智美に対して、「お前、五人目の生贄になりたいか?」という言葉を投げつけて、彼女の好意を突き放します。

    一方、智美の親友の櫻井優子は、バスケット・ボール部に属している敷島咲希と智美との間に挟まれて苦しんでいました。ある日、優子は咲希と協力して、日ごろ自分たちに対して過酷に振舞う部活の先輩たちに一矢報いてやろうと計画を立てます。ところがちょうどそのとき、忍の心臓を追っている「慟哭の三十人衆」(サーティスクリーマーズ)の一人、ロイド・ヒギンズが、智美の前に現われます。智美は忍の「第五の騎士」となることを選び、彼女の小説に登場する黒騎士ランスロットの力を獲得してロイドと戦うことになります。

    こうして智美はロイドの襲撃を退けることに成功しますが、優子が自分との約束を放り出して智美のところへ向かったことを知った咲希は、智美への恨みを募らせていきます。そこへ雪村が現われ、咲希に黒騎士物語の登場人物である「邪眼のマリエル」の人形を手渡し、ランスロットに対する新たな刺客としての能力を覚醒させます。

    近年のライトノベルにはあまり見られなくなった、ややハードな学園ファンタジーです。内容も、ライトノベルのシリーズ第1巻にありがちな単なるキャラクター紹介には尽きない、ちょっと重い内容となっています。

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