棲家 (ハルキ・ホラー文庫)

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著者 : 明野照葉
  • 角川春樹事務所 (2001年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568822

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棲家 (ハルキ・ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

  • 幽霊屋敷もの? いや、確かにそうなんだけど、実際に怖いのは○○。
    かなり正統派のホラー。奇妙な洋館、変貌していくヒロイン、不気味な女主人、霊能者、とお約束要素は完全に揃っていて、結末も王道。だけどぜんぜんありきたりな感じはしない。恐怖の対象を霊自体よりも○○にシフトしているせいかも。
    だけどねえ、字面だけ見てたらこの洋館、すごく住みたいかも(笑)。妙なレリーフがいっぱいある変わった洋館。面白そうじゃん。もちろん霊はいらないけれど。

  • 彼氏と会うのを増やすために引越すのだったら彼氏と不動産屋回ればいいのに…。と身も蓋もないことを思ってしまいました。
    自立心が強いのかもしれないけど、この主人公の性格としてはちょっと違和感あるし。
    悪霊云々はともかく、不動産借りたり買ったりするときは、他人の意見も聞いてみるべきだなぁ、と方向違いの感想を持ちました。

  • 図書館で何と無く手に取った本。
    初めての作家さんでしたが、面白く読めました。

    引っ越した先の家が何ともおかしな家で、住む人達が別人の様になってしまう。
    どこにでもあるネタなのですが、読ませる力がありズンズンと読み終えてしまいました。

    地域それぞれにある宗教、イワクのある土地、そこの所をもう少し掘り下げて書いて欲しかったー。

  • 明野照葉さん、2冊目。

    初めて読んだ本が、女友達の復讐劇であまり感情移入出来ず。
    今回は、趣向を変えてホラーに挑戦!

    格安の洋館に住み始めた主人公が、日を追う毎に人相や人格まで変わっていく。実は、洋館は悪霊達の棲みかで、主人公はとり憑かれていた…。

    しかし、主人公を助けたい女友達2人の行動が、純粋で健気。先が読める展開ではあるが、素直に楽しめた。

    恐怖度は低め。
    夜中に読んでもトイレに行けるので、ご安心を(^^)

  • 恋人のため、希和が狭いアパートを出て引っ越したのは一戸建ての離れ、家賃5万の奇妙な洋館だった。最初に紹介されたこの物件を主人公は一目で気に入ったのに、親友2人や恋人は嫌悪感を示す。大家の老婦人は妙に優しかったが、近所では快く思われていなかった。部屋に固執し、気付かぬうちに性格は攻撃的になり、容姿は痩せて老け込んでいくのに食欲だけが旺盛になっていく希和。恋人には一方的に別れを告げられ、親友とも仲違いをしてしまう……。

    「因縁」と「憑依」が怪異の根にあるところはこの著者の得意とするところ。霊媒的な能力を持つ親友の一人によって主人公は窮地を脱するのだが……めでたしめでたし、では終わらせてくれない。

    主人公、親友、そして大家の老婦人、この3人の女性それぞれの生き方を絡めているのも、物語に膨らみを与えているように感じる。

    ただし帯書きにある某作家の「ここ数年のベスト5に入る大傑作」ってのは、どうかなぁと思うがw

  • 高橋克彦氏が大絶賛……とのことなのだが。
    び、微妙? 何だか突っ込み所が多すぎて何を言えばいいのか分からない。
    つまらないわけではないのですよ、むしろ面白いとは思う。
    何だろう、期待したのがいけなかったのだろうか。
    とりあえず登場人物の一人一人をもう少し際立てて欲しかったです。
    ……もしやオイラの感性がずれている?

  • 希和が住みはじめた洋館は、霊の巣窟だった。
    たくさんの霊に取りつかれ、やつれはてた希和を
    代々の霊媒師の家で育った、友人の洋香が救う

  • 2001.8.18 1刷 680
    恋人のために、新しい部屋を探し始めた中内希和は、一軒目に紹介された物件を一目見て気に入ってしまう。風変わりな洋館だった。家賃五万円、赤味の強い錆色をした瓦屋根、動植物を象ったレリーフや幾何学模様のモザイクのある外壁、軒先飾りや破風飾り、フレンチウインドーのテラス……。希和にとって最高の部屋に思えた。さっそく引越した希和は恋人を招き、幸せな時間を過ごそうとするのだが――。「ここ数年のベスト5に入る大傑作」と高橋克彦氏絶賛の書き下ろしホラー長篇。〔解説 関口苑生〕

  • 続きがあるような終わり方・・あんまり怖くはなかったけど、気にはなる。(2002.3.7)

  • 恋人の為に新しい家を探していた希和は、一件目に紹介された物件を一目で気に入り契約の手続きをした。それは一人暮らしの野添という女主人が所持するガウディ建築を思わせる風変わりな洋館だった。家に合った新しい家具や備品を購入する希和。これからの生活は薔薇色に満ちているかに見えた。が、招待した恋人は部屋に入った刹那、急用だと逃げるように帰ってゆく。そして、友人の洋香と亜紀もまた早々と帰宅する。この洋館の素晴しさを全く理解しない友人と恋人に苛立ちを感じ、徐々に希和は人との繋がりを拒んで行くのだった。


    「ホラーのお手本」というようなストーリーです。でもまぁ、それほど怖くないかな。
    違和感を一つ感じたのは、主人公がすりかわってしまう。という点。物語の構成上それは致し方ないのかも知れないが、ウェートのバランスが気になりました。
    希和で最後まで引っ張って行けないのは良くわかるし、洋香の背景もわかるのだが、もっとも盛り上がる解決シーンで、「これって主人公希和じゃなかったっけか?」とどうしても思ってしまう。まとまりある作品なのだが視点がバラける分だけ、妙な荒っぽさを感じた。
    解決と書きましたが、ホラーなので完全解決は無いです。(あーこれってネタバレかな)

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