- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894569126
感想・レビュー・書評
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10ページくらいの恋愛にまつわる短編集。先が読めるのもあったけれど、インパクトのあるのもあり、あっという間に読破。恋愛って楽しいだけではなく、終わりを告げる時の自分の気持ちだけではどうにもならず、必死にもがいている女性達が短編ながらもうまく描かれていた。
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今までに読んだ唯川恵の中ではいちばん良かったかも。
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それでも、恋を信じますか―。幸せになれないとわかっているのに駄目な男に魅かれてしまう麻子、男に妻と離婚させ結婚したが、生活に疲れてゆく宏美、別れた男にストーカーしてしまう誠子、「男なんて、みんなみんな嘘つき」と思わず叫んでしまう私…すれ違い、傷つけ合っても求め合わずにはいられない、男と女のさまざまな愛の形を描く24のショートストーリー。
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短編集というより、ショートショートに近い感じです。1つの話が短い。けれど、なんとなく「ああ分かるなぁ」と共感してしまう話ばかり。不倫なんて経験したことはないけれど、もしかしたらこんな感じなのかしら、結婚したらこうなるのかしら?なんて気持ちになりました。
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ノウハウ本に疲れてきた頃、それでもテンションが上がらないとき、サクサクと読めるSSが小気味良かった。女の幸せとは何なのか、愛とは結婚とは?目をふさぎたくなる話ばかりだけれども、いつかは考えなければならない事だと思った。幸せな話はひとつもなかったから、今の心境には丁度良かった(笑)絶妙にスレた感じがいいな〜唯川恵。
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日常の小さな恋愛にまつわる話をまとめた
24本の短編集。
女性の切ない気持ちや、ちょっとしたワガママなど
共感できる、うなずけることが沢山かかれています -
ときどき、はっとする程心の中の醜さを覗かれたような感覚に陥りました。