三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

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著者 : 北方謙三
  • 角川春樹事務所 (2002年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894569638

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三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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    【内容紹介】
    滅びるか、君よ。見果てぬ夢を墓標となすか。静寂の夜、乱世の星がまた墜ちる。時よ、おまえは何を奪いたいのか。いま、天が泣き、地が叫ぶ。北方三国志波瀾の第10巻。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・中国・時代小説


    ++++1

  • みんな死んでいく巻。
    段々と、さっぱりとした漢の物語から離れていく…

  • 再読。

    ますます孫権が嫌いになる巻。

    張飛の最後は演義で描かれたものより数倍劇的で好み。
    素晴らしく魅力的キャラクターにはふさわしい最後。

    それしにしても董香は本当に素晴らしい女性。
    まさに理想の女性だなぁ。

  • 『いま死ぬわけではない。すでに、俺は死んでいた。』
    という言葉がまさにしっくりくる張飛の最後でした。

    関羽の最後は後悔こそなかったけど後に残していく人たちへの思いを持っていたのに対して、張飛はもう死を受け入れ切ってしまっていたなと。
    だからそれほど悲しみはなかったけど(知っていたし)、やっぱり張飛は大きな存在だったんだなと思いました。喪失感は大きい。

    董香はいい奥さんだったなあ。

  • ああ湯とおかおかむたおあたうえあたいあシ

  • 劉備、関羽、張飛の 三兄弟に
    試練が やってくる。

    漢中で 曹操と戦い、打ち破った
    劉備軍は、関羽が荊州を攻略した。
    しかし、そこには 軍師がなく
    また 裏切りが横行した。

    呉軍が 同盟を破り、関羽を窮地に追い込み
    さらに、味方からも 裏切りがでた。
    そのことで、関羽は 壮絶な死を遂げる。
    そのことに 諸葛孔明は 衝撃を受けるが
    劉備、関羽は 仇を討つために 訓練を重ねる。

    呉の致死軍によって、
    張飛の妻 董香は、拉致されそうになって、
    抵抗し 息子とともに 殺される。

    そのことで、心をなくした 張飛は
    戦いにでるが 路幽に 薬殺される。
    武将として あっけない死だった。
    もっと、活躍してほしかった。
    馬超が その意志を次ぐのだろうか。

    劉備は 関羽と張飛を失う。
    諸葛孔明の 飯を運んでいた 陳礼が
    将軍として 張飛の跡を継いで 立派な戦いを進める。

    三国志も かなり 終盤となった。

  • 張飛の死が自分の想像以上に衝撃でした。思えば王安が死に関羽が死に薫々が死に、張飛の大切の人の死は全て衝撃でした。初めはがさつな印象でなかなか好きになれない人物でしたが、いつしか優しさと強さを兼ね備えた張飛を好きになってました。
    劉備はもう孫権の首しか見えていない。これからの蜀はどうなるのだろうか。

  • 新品を買うべきか、中古を買うべきか。

  • 分かってたけど、知ってたけど。
    張飛にだけは死んでほしくなかった。。
    蜀に暗雲が立ち込める。。。

  • かつての英雄たちが去っていき、新しい力が台頭してくる。
    その無常や悲哀、哀歓といったものが、もう「これしかない」という言葉で、鮮やかに紡がれている。まさに北方文学の真骨頂といったところ。

  • 関羽の死から、曹操の死、張飛の暗殺までが描かれている。曹操の跡を継いだ曹丕はなかなか陰湿な性格の持ち主で、全体的に暗い雰囲気が漂っている気がする。死にいく曹操の自己観察、本妻にしたいけど心を開いてくれない甄氏に対する仕打ち(曹丕曰く、心を攻める)、それに伴う曹丕の心境の推移を読んでいると気が滅入るかも(笑)諜略や「手を汚す」ということが何なのかを存分に味わえる一冊。また、曹操がいなくなったことで司馬懿が暗躍し始める。

  • 曹操が死んだ、夏候惇が死んだ、孫権はよく動いた、魏国曹丕即位、簡雍が死んだ、蜀漢劉備即位、張飛一家毒殺、陳礼出撃完勝……どんどん人が死んでいくな。暗殺された孫呉だから暗殺の怖さがわかるのか。

  • 英雄たちが次々と消えていく。
    世代交代は必ず起きるが、虚しく感じる。

  • 遂に劉備は一人となってしまった。この先の展開が気になる!孔明はどうするのか。

  • 関羽の死で裏切った呉への復讐を決意する劉備と張飛。激烈な調練をして復讐戦へ備えるが…。出陣直前に張飛も暗殺される。恐るべしは呉の執念。周瑜の執念か。そして乱世の奸雄曹操もついに死去。なんか時代が変わっていくのってむなしいな。

  • 曹操も張飛もいなくなってしまった。
    呉にはどうも志があまり感じられなくて感情移入できない。

  • 曹操が死しても魏に混乱は起こらず。なんだかんだと人材が豊富だ。
    一方、張飛の死は痛い蜀。
    どんどんと死んでいく。乱世だ。

  • 実は北方三国志は10巻から読み始めており、この度無事9巻まで読み終わった為、再読中。初見では張衛がただのクズにしか見えなかったが、この人も色々あったのだね。

  • 前巻で関羽が死に、曹操、薫香がしに、張飛が壊れてゆく・・・。
    一つの時代が終わってゆくのを感じた。

  • 10巻つらかったー><
    曹操、董香、応累、そして張飛・・
    特に張飛と董香のふたりは好きだったのに。

    でも、孫策や周喩のときのような唐突さはなくて
    気づかなかったけど、みんなあやの中で自然に歳をとってたんだなぁと感じました。
    確実に年月は過ぎてるんだなぁ。

    曹操も張飛も、ゆっくりと歩みよってくる死に押し包まれるような、本当に穏やかな最後で、
    簡擁が飽きたって言って死んでいったけど、実はふたりもそうだったのかもしれないなーと思ったり。


    ついに劉備には孔明だけ。
    どうするんでしょ。

  • 劉備が曹操と並び立つ千載一遇の好機を逸するばかりか裏切りにより関羽、荊州までも失う。孔明、糜竺らは自責の念に突かれ命を捧げんと訴えるも劉備はこれを訴えを退ける。「誰が誰を罰せられる。裏切った者を除けば皆が懸命だったのだ」と。以来、孔明は死を賭けて建国のために尽くすが、凶事は重なり蜀は滅びの方向へと暗転してゆく。読むのが厭になってしまうぐらいに辛かった。

  • 曹操、張飛が死んでいき、劉備の混乱の度合いが描かれていく巻。

    北方三国志での張飛は、本当に魅力的な人物として描かれていました。誰よりも優しく、3人の役割を見据え耐えもする。それが、またも孫権、張昭によって崩されていく。酒に溺れて乱暴になる自分に困惑する姿には、涙を誘われます。

  • ガンダムのあの曲が耳を離れない。
    乱世の奸雄、曹孟徳の死
    簡潔さが売りのこの三国志にしては
    思い入れたっぷりに死んでゆく様子が描かれている。

    張昭の手のものによる董香の死と
    壊れていく張飛が痛々しい。

    そして張飛の死と死地に向かう劉備
    明るい要素の全くない巻である。

    死にゆく、男たちは♪

  • 張飛がカッコ良すぎる.

    歴史とは異なるが,さすが北方謙三!!

  • 魏は曹操が逝去し、後継の曹ヒが司馬仲達を起用し策略を練る。
    呉は長江沿いの戦線を延ばし、魏と微妙な関係を保ちつつ蜀の攻撃に備える。
    蜀は関羽を失った後の劉備と張飛の悲しみをベースに打倒孫権に闘志を燃やす。
    三国はそれぞれこういった感じである。最終章ではとうとう張飛も暗殺され、英傑がどんどん消えてしまう。張飛暗殺アングルは三国志演義で語られる部下の裏切りではなく、呉の謀略による女絡みの毒殺という描かれ方をしていた。本作品には三国志演義などには登場しない北方オリジナルキャラクターが多数登場するが、これらが主要人物の隙間を埋める良いスパイスになっている。

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