XPエクストリーム・プログラミング実行計画 (The XP Series)
- 桐原書店 (2001年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894713413
感想・レビュー・書評
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これで、シリーズ完結
3冊セットは書棚の飾りの様なものだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル通り計画の話。
ページ数は少なく薄い本。
XPってまだ有効なのだろうか。
9章(全体の約1/3)までちゃんと読んだ。
実践できるかどうか疑問に感じてきたため、それ以降は飛ばし読み。
こういう本読んだことないので新鮮で面白かった。
必要になったとき思い出して読み返してみたい。 -
ようやくJonathanがアジャイルサムライでまとめた本全部読んだ
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友人に、マーチン・ファウラーを勧められ、本を探してました。
タイトル通り、XPの本です。形式的なことよりも、ソフトウェア開発のトピックや、XP開発のトピックに関して、考え方を簡易に説明しています。
自分に気になったトピックをメモしておきます。
・ソフトウェアをドライブする
・ユーザ
・仕事が多すぎる
・昨日の天気
・インフラをどのように計画するか
・ストリーのサイズを見積もる
・技術のリスク
・技術のタスク
・イテレーションの進捗チェック
・終止符を打つ
・欠陥を対処する
・パッケージ化
「イテーションの進捗チェック」では、2つの質問だけをすると良いようです。
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* 作業に、何日費やしているか。
* 作業を終わらせるために、あと何日必要か。
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本書は、気軽にXPを実践するために心得を得る本だと思います。これからXPを始める方にオススメしますし、XPを実践している方で、コーヒーを飲みながら気軽に読むこともオススメします。
ここからは各トピックの大事な点をメモります。
「プログラマの権利章典」
開発を成功させるためには、プログラマとユーザが自分たちの不安を認識し、権利と責任を受け入れられる文化(環境)を創らなければならない。こうした保証がなければ、自信を持って行うことができない。防御壁の後ろで不安を握りしめながら・・・
しかし、不安が認識され権利が受け入れられれば、自信を持つことがができる。
「ソフトウェアをドライブする」
ソフトウェア開発も、こっちに少し向いてしまったら、あっちに少しハンドルをさばくことがで運転する。
「ユーザ」
ここで言うユーザとは、ビジネスの決定を下す人のことを指している。
(本書では、このユーザが、何度も登場する)
「仕事が多すぎる」
* プライオリティをつけ、いくつかについてはてをつけない。
* 自分で行うべきいくつかについてのサイズを縮小する
* いくつかを他の人にやってもらう。
「昨日天気」
(次のイテレーションでどれだけの量の作業を行うかについて)
自分たちの能力を習慣的に過大評価しない。実際の達成結果に基づく。一度過大評価すると、次も同じだけ行わなくてはならない。
「インフラをどのように計画するか」
各イテレーションでそのイテレーションのストーリーを満たす文だけのインフラを構築すれば良い。
「ストーリーの順序」
ストーリーの順序は、通常必要ない。順序における依存はほとんどが間違ったものである。
「技術的リスク」
開発者がナーバスになっていたら、誰もが耳を傾けるべきである。ナーバスになる要因は様々なところにある。
「期日を延期しない」
期日はというものは堅く決められたものだが、スコープは柔軟に変えられるということである。
「技術タスク」
ユーザが関わらない技術的なタスクがある。・・・こうしたこともリストに追加しよう。
「イテレーションの進捗チェック」
2つの質問をする
* 作業に、理想日を何日費やしているか。
* 作業を終わらせるために、あと理想日が何日必要か。
「終止符を打つ」
タスクが完了した時に線を消すのは、開発者でなくユーザが行うべきなのだ。
「パッケージ化」
ベックは、6人のプロダクトマネージャーがいるプロジェクトを担当していたことがある。計画会を開く頃には、彼らは、ストーリーを1つとして発表した。