XPエクストリーム・プログラミング実行計画 (The XP Series)

  • 桐原書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894713413

感想・レビュー・書評

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  • これで、シリーズ完結
    3冊セットは書棚の飾りの様なものだが。

  • タイトル通り計画の話。
    ページ数は少なく薄い本。
    XPってまだ有効なのだろうか。
    9章(全体の約1/3)までちゃんと読んだ。
    実践できるかどうか疑問に感じてきたため、それ以降は飛ばし読み。
    こういう本読んだことないので新鮮で面白かった。
    必要になったとき思い出して読み返してみたい。

  • ようやくJonathanがアジャイルサムライでまとめた本全部読んだ

  • 友人に、マーチン・ファウラーを勧められ、本を探してました。

    タイトル通り、XPの本です。形式的なことよりも、ソフトウェア開発のトピックや、XP開発のトピックに関して、考え方を簡易に説明しています。

    自分に気になったトピックをメモしておきます。
    ・ソフトウェアをドライブする
    ・ユーザ
    ・仕事が多すぎる
    ・昨日の天気
    ・インフラをどのように計画するか
    ・ストリーのサイズを見積もる
    ・技術のリスク
    ・技術のタスク
    ・イテレーションの進捗チェック
    ・終止符を打つ
    ・欠陥を対処する
    ・パッケージ化

    「イテーションの進捗チェック」では、2つの質問だけをすると良いようです。
    ----
    * 作業に、何日費やしているか。
    * 作業を終わらせるために、あと何日必要か。
    ----

    本書は、気軽にXPを実践するために心得を得る本だと思います。これからXPを始める方にオススメしますし、XPを実践している方で、コーヒーを飲みながら気軽に読むこともオススメします。

    ここからは各トピックの大事な点をメモります。
    「プログラマの権利章典」
    開発を成功させるためには、プログラマとユーザが自分たちの不安を認識し、権利と責任を受け入れられる文化(環境)を創らなければならない。こうした保証がなければ、自信を持って行うことができない。防御壁の後ろで不安を握りしめながら・・・
    しかし、不安が認識され権利が受け入れられれば、自信を持つことがができる。

    「ソフトウェアをドライブする」
    ソフトウェア開発も、こっちに少し向いてしまったら、あっちに少しハンドルをさばくことがで運転する。

    「ユーザ」
    ここで言うユーザとは、ビジネスの決定を下す人のことを指している。
    (本書では、このユーザが、何度も登場する)

    「仕事が多すぎる」
    * プライオリティをつけ、いくつかについてはてをつけない。
    * 自分で行うべきいくつかについてのサイズを縮小する
    * いくつかを他の人にやってもらう。

    「昨日天気」
    (次のイテレーションでどれだけの量の作業を行うかについて)
    自分たちの能力を習慣的に過大評価しない。実際の達成結果に基づく。一度過大評価すると、次も同じだけ行わなくてはならない。


    「インフラをどのように計画するか」
    各イテレーションでそのイテレーションのストーリーを満たす文だけのインフラを構築すれば良い。

    「ストーリーの順序」
    ストーリーの順序は、通常必要ない。順序における依存はほとんどが間違ったものである。

    「技術的リスク」
    開発者がナーバスになっていたら、誰もが耳を傾けるべきである。ナーバスになる要因は様々なところにある。

    「期日を延期しない」
    期日はというものは堅く決められたものだが、スコープは柔軟に変えられるということである。

    「技術タスク」
    ユーザが関わらない技術的なタスクがある。・・・こうしたこともリストに追加しよう。

    「イテレーションの進捗チェック」
    2つの質問をする
    * 作業に、理想日を何日費やしているか。
    * 作業を終わらせるために、あと理想日が何日必要か。

    「終止符を打つ」
    タスクが完了した時に線を消すのは、開発者でなくユーザが行うべきなのだ。

    「パッケージ化」
    ベックは、6人のプロダクトマネージャーがいるプロジェクトを担当していたことがある。計画会を開く頃には、彼らは、ストーリーを1つとして発表した。

  • 序文に、DEMARCOが機動性について述べている。
    「SEIやCMM同様XPは今の世の中に欠くことができない」

    この言葉にピンと来る人は、この本を最初に読んでもよいと思います。
    そうでない人は、同じシリーズの入門から読まれることをお勧めします。

    ps.
    ケントベックが日本に来た際のXPユーザ会の会合は、
    ネクタイ半分、ラフな格好半分と、プログラマのコミュニティとしては、
    現状を反映していたような記憶があります。

    XPのコミュニティの反映にとっては、大事な1冊だと思います。

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