本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894740129
作品紹介・あらすじ
山奥の渓谷に人知れず造られる揚水発電ダム。それは広大な土地を水没させ、貴重な動植物の生息地を奪う。ダムは川の流れを分断し、水質汚染や地震など多くの問題を引き起こす。大きな犠牲を払って造られる揚水発電というシステムは本当に必要なのだろうか?素朴な疑問を出発点に、推進する側の論拠を丁寧に検証してゆくと、そこから日本の電気料金全体のからくりが見えてくる。著者は、現在進行中の世界全体のエネルギー業界の変化を踏まえつつ、新しい潮流である自然エネルギーの可能性を提示する。
感想・レビュー・書評
-
人生を変えた一冊です。
工学部の電気電子工学科にいながら、知らなかった揚水発電の事実。電気料金のカラクリ。
知らなきゃいけないはずの自分たちがまったく知らないことに大きな矛盾を抱き、進路を改めて考えることになりました。
毎月支払う電気料金について一度考えてみてはいかがですか?結構ショックです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類=電気工学・環境。00年7月。
全2件中 1 - 2件を表示