聞くことを教える (国際交流基金日本語教授法シリーズ 第 5巻)

著者 : 国際交流基金 横山紀子

• ひつじ書房 (2008年2月19日発売)

作品紹介・あらすじ

聞くことは、コミュニケーション活動の中心でありながら、海外の日本語学習者の弱点である。この教材では、聴解を単なるメッセージの理解行為ではなく、言語習得の源泉であると捉え、自然なインプットの少ない海外の教育現場で聴解指導について工夫すべきことを考える。「何を聞きとったか」をチェックするだけでなく、「どのように聞くか」を支援することを重視し、「モニターする」「予測する」「推測する」などのストラテジーを積極的に導入した教え方を紹介。実際の教室活動の体験とふり返りを通して、授業設計について理解を深めていく。

感想・レビュー・書評

[Tilcさんの感想 · 2020年3月27日]

00206

[nenpiさんの感想 · 2017年2月1日]

音声を流して終わりになりがちな人にオススメ。

著者プロフィール

ニクソンショックに伴う国際経済危機のさなかに福田赳夫外相の提唱で1972年に特殊法人として創設。2003年に独立行政法人へ移行。公共・外交政策として国際文化交流を担う日本で唯一の専門機関。

「2020年 『国際文化交流を実践する』 で使われていた紹介文から引用しています。」