これからの英語教育の話をしよう

制作 : 藤原康弘  仲潔  寺沢拓敬 
  • ひつじ書房
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本棚登録 : 43
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894768802

感想・レビュー・書評

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  • あまり期待していなかったが、おもしろかった。
    特に藤原氏の章(ELF関係)と、最後の対談。
    対談に関連して、先日お話を伺ったイマージョン教育先駆けの加藤学院の副校長が、CLILは中途半端、いずれ淘汰されると言っていたのを思い出した。同意。

    でも前の方の感想の通り、この内容は現場には届かないんだろうなー。

  • 小学校への英語教育導入。歯に衣着せぬ物言いで面白かった。しかーし。教育は、現場で為されてる!

  • 寺沢:小学校英語廃止
    小学校からの英語教育で、教師の負担大。文科省の予算削減で英語専任の人財が増やせない。小学校で学ぶのはせいぜい100時間。

    藤原:英語の評価基準
    正確さよりも、臨機応変と通じやすさ、課題達成。ネイティブは語学教師として不適切。教員免許の安売になる。

    仲:学習指導要領期待外れ
    コミュニケーション観や外国語教育の多様化。教育現場ブラック化。

    研究書というより教師の雑談本みたいな感じ。論点がわからない。現場の空気はよくわかる。学校の中身を知らない人が読めば新鮮かも。

  • 【書誌情報など】
    書名:これからの英語教育の話をしよう
    編者:藤原康弘・仲潔・寺沢拓敬
    A5判並製 192頁 定価1,350円+税
    装丁イラスト:オザワミカ
    ISBN 978-4-89476-880-2
    [内容紹介]
     英語教育の「抜本的改革」は成功するのか? 2017年3月、次期学習指導要領と英語教員養成・研修のコア・カリキュラムが発表された。この「改革案」を、異なるバックグラウンドを持った3人の新進気鋭の研究者が斬る。社会学・国際英語論・批判的応用言語学の観点から、改革案の問題点を論じ、対案を示す。高校教員と高等教育研究者を交えた座談会も収録。英語教育の未来はどうあるべきか。さあ、これからの英語教育の話をしよう。

    [編者紹介]
    ・藤原康弘(ふじわら やすひろ)
    名城大学外国語学部准教授(第二言語習得論・応用言語学)
    ・仲 潔(なか きよし)
    岐阜大学教育学部准教授(批判的応用言語学・英語教育)
    ・寺沢拓敬(てらさわ たくのり)
    関西学院大学社会学部准教授(言語社会学・応用言語学)
    http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-880-2.htm


    【簡易目次】
    はじめに

    [寺沢拓敬]
    小学校英語政策の問題点
    コラム1 小学校英語を廃止すべきだというパブリックコメントを提出しました
    コラム2 小学校英語の効果をめぐるエビデンス

    [藤原康弘]
    自律した日本の英語教育へ—国際英語の視点—
    コラム3 調査研究と言語政策

    [仲 潔]
    期待はずれの学習指導要領
    コラム4 英語教育における「流行」と普遍性

    [藤原康弘×仲潔×寺沢拓敬×松井孝志×嶋内佐絵]
    座談会「これからの英語教育の話をしよう」

    リンク集/おわりに/執筆者紹介

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