- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894906228
感想・レビュー・書評
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映画・配信アニメを見てから読んだ(ゲームは未プレイ).映画の中で存在は描かれながらも正体について語られなかったものについて,映像化されていない「エルサレム」「チルシスとアマント」が補完している.「チルシスとアマント」を読んで,アラン・ワイズマンの「人類が消えた世界」の中で,世界の中で最も長く,人類が存在した痕跡として残るものは,他の星系の生命体に向けて人類が発射した電波(とそれに載っている情報)であろう,という部分があったのを思い出した.
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planetarianパッケージ版についてきたものを読了。
中身はサイドストーリーの詰め合わせです。ゲームの世界観をそのまま、舞台と主人公が章ごとに違っています。読み進めるほどに、深みが増して来ます。まさに涼元マジック。
一見何の関連も無さそうな話が最後に急激に収束する流れは、ゲームをやった人は一見の価値ありです。
なお、原作者の涼元さんのホームページで、「星の人」の追加パートが公開されています。本書を気に入った人は読むことを強くおすすめします。
以下は涼元氏のサイトより引用。
>『何の希望も見いだせない世界の中で、変わらずに輝いている夢のかけらを見つけてしまったら…』これがテーマのひとつです。-
6年越しですが,今年のお正月にアマプラでプラネタリアンの存在を知り,アニメ,映画,VR版カンパ,原作,小説とようやく残していたチルシスとアマ...6年越しですが,今年のお正月にアマプラでプラネタリアンの存在を知り,アニメ,映画,VR版カンパ,原作,小説とようやく残していたチルシスとアマントを読み終わりました。
追加パート探して読んでみました。屑屋のところにロボットが来た理由が分かりました。エルサレムが伏線になっているんですね。2018/11/26
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2012/02/19
「VA文庫」って大型書店に行ってもあまり揃ってないのが実情なんだろうか。
元々はキネティックノベルという形態で2004年PCのDL販売から始まったらしい。PCパッケージ版、PS2版、FOMA版、PSP版と息の長いソフトである。
本書はこのキネティックノベル編を踏まえた上でのサイドストーリーだとあとがきに書かれている。
なので、本書は先に『planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜』を読む方が良さそうだ。最近ならばPSP、iPhone、iPadで入手可能だ。
いましばらくは積読だろう。 -
原作をプレイしてないので、途中からぽかんと置いていかれた。ただ前半だけの世界観だけでも、買った価値はあった。面白い。
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※この本はゲーム「Planetarianちいさなほしのゆめ」のアンソロジーブックです。
プレイしてから読むことを強く推奨します。
Planetarianの世界観を生かしつつ、ロボット、神様、星空、言葉の4つのテーマに沿った短編集。
それぞれの物語に深みがあり、読者を考えさせる作品だったと思います。
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<内容>
キネティックノベルとしてKeyから発売されたPCゲーム、移植したPS2版の初回特典で付いていたノベルの一般販売したもの。
キネティックノベルの原作がストーリーの主軸であり、このノベルはそれを補完するための世界観を綴ったサイドストーリー。
<感想>
……まぁ、PC版初回限定版買ってたので読むように購入wwww
涼元さんらしいと言えばらしいのかもしれないが、普通のライトノベルよりも遥かに地文が多いので、嫌な人は嫌かもしれない……
それにあくまで世界観を支えるサイドストーリーなので、原作やってないと何これ?になるしね……ww
でも、正直、「チルシスとアマント」は訳分かんないけど…「雪圏球」は原作の補完として良い出来だし、「星の人」に至っては最後のところでぐっときましたね……「エルサレム」は世界観が良く分かるけど……個人的には少し微妙かな。
まぁ、そんな訳で★4のところを原作あってのノベルということで-1して★3で……
涼元さんの新作楽しみだなぁ〜