- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895726511
作品紹介・あらすじ
ハンダは、くだものを7つ、あたまにのせました。ともだちのアケヨにあげるのです。おいしそうなくだものばっかり!アケヨは、どれがいちばんすきかな。アフリカのケニアに住むルオ族の子どもたちをモデルにした絵本。
感想・レビュー・書評
-
最後どうなっちゃうのかと思ったよねー!と読後子ども達と感想を言い合うのが楽しかった絵本。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳の息子が図書館で選んだ本。
どうやら保育園に来てくれた司書さんが読み聞かせてくれた本らしい。
よく覚えてたね!
ハンダが友達のアケヨに、果物7個届けるお話。
頭の上に乗せたカゴには7種類あったはずが、道中動物園達がそーっと…..
アケヨに出会った時にカゴにあったのは、乗せたはずのないみかんだけ?!
アフリカらしい黄色やオレンジの色使い(この表現は許される?)、少女達の髪型や洋服、出会う動物達、果物など、目新しくて楽しい。
息子は鹿が木に激突するところがお気に入りだった。
ここだけ説明の文がないのもいいなと思った。
-
ケニアのルオ族の暮らしが、生き生きとした色彩で描かれた絵本です。フルーツが美味しそうで、生き物たちが可愛いし、ハンダが結構ボリュームのあるフルーツを頭に乗せて運ぶ姿がカッコいいですね。動物たちの思いがけない動きで、プレゼントがこうなってしまうとは! でも、友だちのアケヨたちは喜んでくれたから、結果オーライでした。
-
「はい、ついてきてね!」とでも言うように、表紙の女の子が横目でこちらを見ている。
その子の頭の上には、たくさんのフルーツが山盛り。
ケニアのお話だから、日本では珍しい部類に入るフルーツもてんこ盛りである。
さて、読んで行くにつれ、このフルーツがどんどん減っていく。
友だちのプレゼントにと山盛りにしたはずなのに、何故?
このまま全部なくなってしまうの?
子供たちの驚いたり心配したりの顔が面白い。
そんなミステリータッチの展開も、最後であっと言う仕掛け。
絵本の王道を行くような、鮮やかな絵とお話の展開に驚かされる。
絵をひとめ見ただけで理解できた子どもの頃に、ちょっと戻りたくなる。
表紙をめくるとあらわれる見返しの部分も楽しい。
細部に至るまで見逃せない絵本です。 -
【2018 & 2019.7 読み聞かせ 1年&2年】
大好きな絵本。このワクワク感をいっしょに味わうには低学年か?!と選ぶ。
1年生には登場人物の名前「ハンダ」がまずオカシイらしい。パンダ??と聞き返されてしまう(笑)お話がすすみ展開がわかってくると、「・・ぜんぶ食べられちゃうんじゃない?」という声が聞かれれ、そういう先を見通す力も少しずつ育ってくるんだなあと感じる。
じーっくりよく見てほしい絵本で、ゆっくりゆったり読むことにする。日本では見られない風景や生活習慣など、自分の知らない世界についても好奇心を持ってもらえたらうれしいなあと思う。 -
カラフルで魅力的な絵に引き付けられて、すぐに異国の未知なる世界へ。そこには青い空があり、かわいい女の子や元気な動物たちがいて、瑞々しいくだものがあってと、言葉が少ない代わりに、絵が多くのことを語ってくれます。
ストーリーもまた楽しいです。ハンダのカゴの中のくだものがどんどんなくなって、どうなってしまうのだろう?とドキドキして読み進めると、最後にうれしい「びっくりプレゼント」が。ハッピーエンドで幸せな気分になります。 -
ハンダが頭に乗せたフルーツが、道中どんどん動物に取られていくのに、ハンダが平然と歩いているのが面白かった。
最後、みかんがバラバラと落ちてくるシーンで息子は大笑い!
虫がリアルに飛んでいる描写とか、大人目線で「ほぉ」と思うところはあるけれど、単純にお話として面白い。 -
アフリカのケニアが舞台。色鮮やかで力強い絵が魅力的。ハンダが頭の上にのせた果物も、果物を頂戴するお茶目な動物たちも、生命力にあふれている感じ。アフリカの空や空気を感じる。
繰り返しが楽しくて、予想外の最後にびっくり。 -
どきどきするストーリー運びもいいし、動物とその好物の果物がわかるのもいいし、いろんな魅力が詰まった絵本だと思う。アフリカの絵本ってなかなか接する機会がないので、新鮮な感じ。