- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895726580
感想・レビュー・書評
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いかにも韓国らしい物語と絵柄。町に出てきたはいいが、勘違いから怖い目にあったととらが思い込むところなど、とっけびの話にそっくりだ。とらもとっけびも愛嬌がある。
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干支で虎の絵本。
韓国のむかしばなしです。
自分がいちばんつよいと思っている虎がいました。
人間の村に食べ物を探しに言った虎は泣いている赤ちゃんを見掛けます。
お母さんに「虎が来るよ」といわれても泣き止まなかった赤ちゃんですが、「ほしがき」と聞いたら泣き止みます。
そこで虎は干し柿がとてもこわいものだと思ってしまいます。
ちょうどその村には盗人が入り込んでいて…
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日本の昔話だと「ふるやのもり」と同じパターンですね。
昔話って世界に共通しますよね。 -
絵に存在感と躍動感がある
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自分こそこの世の王だと信じていたとら。
ある日、空腹のために降りていった人家で、お母さんが赤ちゃんをあやす声を聞きます。
何を言っても泣き止まない赤ちゃんが、「ほしがき」をもらったら泣き止みました。
驚いたとらは「ほしがき」を、自分より強くて恐ろしい奴に違いないと思うのです。
ちょうどそこへ牛泥棒があらわれ、ぼんやり浮かぶとらの影を牛と間違って飛び乗ります。
とらはとらで、ほしがきが自分を狙ってきたと思い、泥棒を乗せて必死で駆け出します…
夢中になって逃げるとら。
大人はお腹を抱えて笑う場面。
でも子供はどんどん膝を乗り出して、息をのんでじぃぃぃぃっと集中する場面です.
大型本なので挿絵も迫力が違います。
要所要所で叫ぶアイゴー!!と言う声も、くすくす笑いを誘います。
最後はもちろん、ほしがきに食べられもせず逃げ切りますけどね。
スピード感のある、ユーモアたっぷりのお話。
怖いだけでなく、ちょっととぼけた親しみやすい動物として「とら」が描かれていることに、新鮮味があります。
日本の「ふるやのもり」によく似たお話で、それでよけいに親近感がわきます。約8分。低学年から。 -
日本のむかし話とちょっとにてるなと思いました。とらがかわいい。絵があんまり見たことがないふんいきだけど、きれいだった。(小2)
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「「アイゴ~!」とらがさけんでにげだした。「アイゴ~!」とらにまたがりどろぼうさけぶ。かんこくのこどもがみんなしっているゆかいなむかしばなし。」
「トラよりこわい「ほしがき」とは、いったいどんなものでしょうか?かんちがいと妄想の連続はまさに、韓国版「ふるやのもり」です。」
(村上淳子『その本読みたい!』の紹介より) -
2023.9.20 5-3
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Y
三歳八か月
K
六歳〇カ月
おやおや、まだ営業していたのですね。
おやおや、まだ営業していたのですね。
今年11月に「100年見つめてきました」吉野万理子、川上和生(講談社)が出るそうです。
今年11月に「100年見つめてきました」吉野万理子、川上和生(講談社)が出るそうです。
ほうほう。生駒山、行きたいなあ。
ほうほう。生駒山、行きたいなあ。