- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896018202
感想・レビュー・書評
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重いよ、、、重いが過ぎる。
華麗で狂おしく痛くておどろおどろしい。
しかし、ともあれこの決着はさすが華藤先生。究極の愛の形、伝え方。やっとのことでわかりあえてホント良かった!
ネタバラシも最後の落ちも、それかーーー!って感じで、この手のノベルズ・文庫では久々持ってかれた内容でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重かった。美しく哀しく重かった。
お互いがお互いを思い合っているのにマイナスにしか動かない人生の歯車。
読み終えたあと3日くらい浮上できないくらいこのストーリーに支配された。すごい。 -
もう、ため息しか出ないんですよ。ため息ばかりです。
表紙を見るたびにため息です。禁じられた恋の香りが立ち込めていますね。マタドールの衣装がすごい。凝った刺繍とブレードと貴石のビーズが見れば見るほど精緻ですい込まれそうです…
実は読みたくても読めなかった一冊。自分の中で朝南先生の急逝が受け入れられるようになって、やっと読めました。他の朝南先生がイラストを手がけた作品は平気だったんですが…
思い入れが深すぎたのかも。
ヒターノの闘牛士×伯爵家の御曹司。身分違いの恋です。
闘牛そのものが命を懸けた職業ですよね。華やかでカッコいいけど、つねに真剣勝負で生死のはざまに身をおいている闘牛士。
サタナスが身分を超えてアベルと愛し合うために選んだ手段が、闘牛士になることでした。
サタナスの想いも激しくて一途ですが、アベルはさらにすごかったです。捨て身でサタナスに愛を捧げているんです。しかも、絶対にそうとは見せません。サタナスが闘牛士だからこそ好きなのだ、という態度を貫きます。
その気持ちに気付くと意地らしくて胸がいっぱいになってしまいます。
犠牲愛なんだけど、それを愛する人には知られまいとするんですよね。
サタナスがよかったです。終盤までどうなることかとハラハラさせられましたけどね。一途な気持ちがブレることなく、そればかりかアベルの事情もちゃんと調べていて、思った以上に頼もしかったです。
波乱の人生をたどった二人がこれからは一緒に、可愛かった子供時代のように寄り添って生きて欲しいなと切望。
イラストカードのSSは16歳のアベルの悶々とした恋心。
SSペーパーは、ラブラブっぷりにあてられる平和な、お約束のやきもちエピソード。裸踊り…w -
身分の差…もの?
朝南先生の訃報から立ち直れず、読むことができなかった1冊
お互いに好きあう二人なのに、思いを告げることすらできない
そんな物語
朝南先生の美麗なイラストが、物語を更に盛り上げているに違いありません
保存箱入りの1冊です
ルナノベルズは残念なことにレーベルごと無くなってしまいました
スピンといえるかどうかなのですが、ディアプラス文庫「愛のマタドール」があります -
前半が胃が痛くなりそうに重く後半の展開が急でしたがいい結末でした。
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イラストは秀逸。
もうこの方のイラストを新作で見れないとは