- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896018363
感想・レビュー・書評
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★2.5。受の封印や攻の親友など盛り上がりそうな伏線にワクワクしながら読んでたんですが、萌えも面白さもちょっと尻すぼみでした。中盤で割と簡単に種明かしされて以降、ペイルが横槍入れる以外はこれといって大きな展開はなく、受は何するでもなく淡々と事実を受け入れ、攻も何するでもなくそれを見守り…という流れで、伏線から期待したより地味に終わった感。例えば封印が解かれて確変とかの盛り上がりがあればワクワクしたのになあ。受が死んだ後は、攻は魔界に戻って普通に生き続けるんだろうか。攻はそれでいいのかな〜。
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とっても不思議な物語。
主人公の劫の不幸といっていいものかよくわからない境遇に落ち着かない気分にさせられました。前向きでもなく後ろ向きでもなく淡々と生きていく劫にどうなるんだろうと思わされました。
そして悪魔の定義も面白かった。そっか、天使の別会社みたいなもんなんですね。仲も悪くないんですねvv -
よつばと!みたいなタイトルですがこちら、文字通り天使とか悪魔とかが出てくるファンタジーBLです。李丘さんのファンタジー…珍しい逸品ですな。
悪魔的理由から、本当の名前を知られる訳にはいかない攻め悪魔は、受けに自分のことを『サタさん』と呼ばせるのですが、この名前、サ↑タ↓さんなのか、サ→タ→さんなのかで地味に葛藤。前者だとサンタさんみたいだし、後者だと佐田さん(なんか和風)だし…てゆかそもそもこのサタさんが悪魔の割りに(?)スットボケたキャラなのも笑いを誘うのよ。それを言ったら李丘さんの書くキャラは大体すっトボケてるか天然なんだけれとも。この作品の受けくんも大概天然ボケてましたし。
総じて言えば、楽しかったwww