- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896101263
感想・レビュー・書評
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孫崎享氏の著作は3冊目。本作は氏のツイッター(@magosaki_ukeru)のまとめ本。
そして今回もつい「う~む」と唸ってしまう驚きに満ち溢れている。
原発からTPP、そして得意の日米同盟。章が進むほどに驚きが増し、尖閣諸島から北方領土の2章は極めつけ。
中韓に威勢のいい発言をしている人にこそ読んで頂きたい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
師匠オススメの著者
内容がマンガとイラストで分かりやす!
アメリカとTTPの考えかたが変わります!本当のことは、マスメディアでは、出てこない! -
何ごとも鵜呑みはよくないなぁ。
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日々の生活の中に、自分なりの行動パターン、親しんだ環境、過去からの継続性を持ち込むことが重要だと思った。つまり、「生活の中に、過去の物をなるべく引きずる分野のものを奥」ということが大事。例えば美術品
DVD フェアゲーム
孫氏 戦争の原則は、味方が十倍であれば敵軍を包囲し、5倍であれば敵軍を攻撃し、倍であれば、敵軍を分裂させ、等しければ戦い、少なければ退却し、力が及ばなければ隠れる。小勢無策なのに強気でいるのあh、大部隊の捕虜になるだけ
最適な戦略は、相手の力に比例して変化する
戦後の領土問題の基礎 ポツダム宣言 日本国の主権は、本州、北海道、九州、および四国、ならびに我らの決定する諸小島に限局されるべし
連合国側が千島列島を”我らの決定する諸小島”に該当させたか?
46/1/29 連合軍最高司令官訓令 日本の範囲から除かれる地域として、千島列島、歯舞群島、色丹島とされた
45/8/18 ヤルタ会談 千島列島をソ連に提供する代わりに参戦を求めた
51/9/8 サンフランシスコ平和条約 日本国は千島列島に対するすべての権利、請求権を放棄する
千島列島に択捉、国後が含まれているか?
吉田首相はロシアが何ら異議をはさまなかったと発言 しかし他国には受け入れられなかった
その結果アメリカソ連で択捉国後はソ連領と決着
56年 日ソ共同宣言 歯舞色丹の2島を引き渡す合意
日ソ交渉に対する米覚書 サンフランシスコ平和条約で放棄した領土に対する主権を、他に引き渡す権利をもっていない
つまり千島列島がどの国の領土かは連合国の判断だ、日本が勝手なこと(日ソ共同宣言)をすればサンフランシスコ平和条約はチャラにすると警告された
歴史上の事実を注意深く検討した結果、択捉国後両島は歯舞色丹とともにつねに日本固有の領土の一部として問題を蒸し返した
日本が歯舞色丹以外をソ連領土にすることになれば、アメリカを沖縄をアメリカ領土に出来る立場になると威嚇(ダレスの恫喝)
それ以降日本は4島返還の主張にに転換
アメリカにより日ソ関係が険悪になったり改善されたり。
日ソ中立条約の破棄の位置づけは領土問題とは別 ソ連の日本侵攻は、連合国側の要請をうけ参戦。
尖閣 中日国交正常化交渉時、双方はこの問題を棚上げ -
日本のメディアは、全て真実を伝えているわけでなく、自分で考えることの大切さを再認識しました。