うつわと一日

著者 :
  • 港の人
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896293302

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  • うつわが好きで、窯元巡りをしたりお店で素敵なうつわを手にとったりする時間がたまらなく幸せなひと時です。うちに迎え入れる時は、今あるうつわたちと調和するかどうか、普段の食事をさっとよそえるかどうか、で決めています。作家さんが心を込めて生み出したうつわを、飾りにしてはもったいない、お客様がきた時にしか使わないなんてつまらない、だから普段の食卓にどんどん登場してもらい、ぐんぐん手に馴染むように慈しむのが私(と主人)のうつわとの向き合いかたです。
    祥見さんが折々に綴ったツイッター、ブログをまとめた本作を読んでいて、うつわについての考え方に深く共感するところが多々ありました。食べることは生きること。
    東日本大震災のころ、同じく首都圏にいた私は祥見さんのようにぶれずに大切なことを守り伝え続けることはできていなかった。日々目の前のことに動揺していたことを恥ずかしく思い出しました。

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著者プロフィール

北海道生まれ。鎌倉在住。2005年『うつわ日和。』(ラトルズ)を出版。以来、自然光で写した写真とともに独自のスタイルで本を作る。そのほかの著書に『セツローさん』『やさしい野菜やさしい器』(イチカワヨウスケ共著)『DVDブックうつわびと小野哲平』(いずれもラトルズ)、編集の仕事に『チチ松村 それゆけ茶人』(廣済堂)、『雲龍 遮那 水のながれ光の如く』『セツローさんのスケッチブック』(ともにラトルズ)、『セツローのものつくり』(アノニマ・スタジオ)などがある。うつわ祥見・祥見知生編集室主宰。日記「器と本と旅と。」を更新中。

「2016年 『うつわを愛する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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