- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896374995
作品紹介・あらすじ
気がついたらプレイしていたゲームの世界に入り込んでいた。しかもほとんどセリフのない、モブの衛兵ネモとして…。そのネモはゲーム内の独特なシステム、『加護』を得るために『加護拝受の儀』を受けようとしていた。狙うは身体能力や剣技が上昇する『戦士』だ。しかし得られた加護は『彫刻家』『錬金術師』『死霊使い』。ゲーム内の常識でいえば、いわゆるハズレ加護であった。身体能力は上昇するどころか低下してしまい、その影響で衛兵までクビになる始末。このままでは、普通に生きていくことすら危うい。八方塞がりのネモは生活のため加護を研究し、スケルトンを作り出すことに成功するが…。骨といっしょにモブから成り上がる、骸骨戦記ファンタジーついに登場!!!
感想・レビュー・書評
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警備隊所属だったけど
一定年齢に達すると神殿でジョブを取得する的なアレで
取得したジョブが
「彫刻家」「錬金術師」「死霊使い」
というどう見ても戦闘職じゃなかったので解雇され
仕方がないから冒険者に.
なんやかんやで骨を操って生活費を稼ぐ.
平民のふりをしているつもりの某国の王女を助けたり
謎のスケルトンに助けられたりなんだり.
スケルトン軍団を操る彼は今後どういう方向に進むのか.
まぁ,お人好しっぽいから世界征服は目指さないんでしょう.たぶん.
しかし魔物の骨を人間の骨風に加工するんじゃなくて
魔物の骨のまま操らないのか?
人型の方が汎用性が高いとかそういうアレかしら?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンスターとの戦争中のような異世界で、誰でもない=ネモと呼ばれるモブとして目覚めた為、゙死霊使い゙を初め三つのハズレ加護で生きていく主人公。
段々と英雄になりそうなプロローグから始まる。
ネットで評価高かったが、なるほど愉しくサクサクと読んでしまった。最初から強い主人公でもなく、段々増えてくスケルトンの個性豊かさも楽しく、人気に納得な作品。
このままネットで続きを捜しに行きます。