気のいい火山弾

著者 :
  • 未知谷
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本棚登録 : 11
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896420906

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  • からかい。

  • ある死火山のすそ野のかしわの木のかげに、
    「ベゴ」というあだ名の大きな黒い石が、
    永いことじぃっと座っていました。
    「ベゴ」という名は、その辺の草の中にあちこち散らばった、
    かどのあるあまり大きくない黒い石どもが、つけたのでした。
    ほかに、立派な、本当の名前もあったのでしたが、
    「ベゴ」石もそれを知りませんでした。
    「ベゴ」石は・・・・・

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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