子どものためのカント

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制作 : Salomo Friedlaender  長倉 誠一 
  • 未知谷 (2008年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896422283

子どものためのカントの感想・レビュー・書評

  • ユダヤ人哲学者(詩人・短編作家)S.フリートレンダー(1871-1946)が、本人曰く、E.マルクスの著作から言葉を借りうけながら、道徳の授業のために用意したテキスト。1924年初版。

  • 訳者あとがきから読むといいです。はじめとっつきにくかったが、アプリオリやら図式やら超越論的という言葉がでてこないのがいい。拒否反応せずに読める。

    どんな理由から私たちは行為するのか
    どんな仕方で物が私たちに現れるのか

    一問一答形式なので、カントは何を疑問に思ってこんなことを考えたのかが、しんぼうづよくゆっくり読むとなんとなく分かる気がする。

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子どものためのカントの作品紹介

本書では、カントが使った専門用語はほとんど使われていない。たとえば、「超越論的」という形容詞は全く登場しない。「カテゴリー」も、「統覚」もない。「ア・プリオリ」も「ア・ポステリオリ」もない。だがカント哲学への導入としては過不足のない立派なものである。驚くべきことではないか。専門用語を使わずに十二分にカント哲学を、しかもなぞっているのではなく、立体化しているのだ。具体的に全体のイメージまで提示している。

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